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あまりに可愛そう…「正論新風賞」三浦瑠麗の夫逮捕にネトウヨは一斉バッシング、批評・言論界隈はオファーストップの四面楚歌

 三浦瑠麗氏に保守派としてイメージを抱く国民は多いかもしれないが、実はこの度の夫・清志被告の一連の事件を巡っては、保守界隈からの批判が強い。ネトウヨ研究家で知られる古谷経衡氏が語る――。

三浦瑠麗バッシングの急先鋒は、ほかでもない保守界隈

 国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫である三浦清志被告を巡る一連の事件は、同被告が2023年3月7日に、業務上横領の容疑で東京地検特捜部に逮捕されたことにより、報道の過熱を見た。三浦清志被告は同27日に起訴されたが、初公判はまだ開かれておらず、今後、良くも悪くも初公判に際しては、三浦夫妻に対する報道はまたぞろ加熱した報道がなされると思われる。また、同被告の逮捕直後「夫の会社経営との関係は一切ない」旨抗弁していた三浦瑠麗氏に対し、同被告の会社から多額の報酬が支払われていた疑惑を週刊誌がすっぱ抜くなど、三浦夫妻を巡る世論の風向きは厳しさを一段と増す状況である。

 三浦被告が東京地検特捜部から2023年1月に家宅捜査を受けた段階から、まるで「連座」するかのように、配偶者である三浦瑠麗氏へのバッシングは開始された。なるほど確かに、三浦被告の容疑に関する三浦瑠麗氏への批判は、近代法の解釈原則上、法的に別個の人格であるから、夫婦であってもその咎(とが)は分別してしかるべきという同情論も頷(うなず)ける。この是非については様々な意見があるが、私が注目したのは、三浦瑠麗氏へのバッシングの急先鋒が、ほかでもない保守界隈から巻き起こったことである。

リベラル界隈からすこぶる評価が悪かったのに

 いまや雑誌『正論』を抑えて保守系雑誌の二大巨頭のひとつとなった月刊誌WiLL(WAC)は、三浦騒動の直後、2023年4月号において「熱討! 二時間対談 三浦瑠麗 空(むな)しきセレブの正論」と題して、作家の百田尚樹氏と、政治系ユーチューバーの岩田温氏との、三浦瑠璃氏への批判的対談を大特集している。また同じ2023年4月号の月刊HANADA(飛鳥新社)においては、「三浦瑠麗の仮面 夫の捜査で明るみに」(山口敬之氏)、「メッキが剥げた「三浦瑠麗」」(小倉健一氏)と、こちらも三浦瑠麗氏への批判一色の特集を組んでいるのである。

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