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古参会員「池田名誉会長の提言はご家族との話し合いなどで決めていると…」しかし「まだちゃんと生きている」

 支持率低迷が続く岸田政権。だが、ここにきて、これまでの政策を転換するかのように岸田氏への同調姿勢を明確にしはじめたのが連立パートナーの公明党だ。宗教への風当たりが強まる中、いったい、この党はどこへ向かおうというのか。死亡説も流れる創始者・池田大作氏の現状は。外部からは見にくい政権与党の内情を、雑誌『宗教問題』編集長・小川寛大氏が伝える。

「まだ生きていたのか?」‥突如、発表された池田大作「ウクライナ危機」への提言

 年明け早々の1月11日、創価学会名誉会長の池田大作が、「ウクライナ危機と核問題に関する緊急提言」なるものを発した。ネット上などでは「生きていたのか」などと冷やかす声も散見されたが、昔から池田は、折々の時事問題などにからんでこうした「提言」をいろいろと出してきた人物で、今回の提言発表も、特に驚くようなことではない。

 もちろん池田は2010年以降、高齢などを理由に公の場に姿を現さなくなっており、今ではその肉声が伝えられることもない。一部メディアからは、しばしば「死亡説」が浮上することもあるような状況だ。ただ池田には周知のように、『新・人間革命』全31巻をはじめとする膨大な著作がある。常識的に考えて、1人の人間によって書けるような量ではなく、池田が発表する文章というのは大抵が(彼が元気だった時代から)「大作の代作だ」などと揶揄されてきた経緯がある。

 特に池田が公の場から姿を消して以降のこうした「提言」類は、その実、観念的な平和主義を唱える、何の具体的な中身もないものが多くなっており、ますます世間一般からは相手にされなくなっているのが実状だ。実際、今回池田が発したウクライナ問題に対する提言も、「国連による関係国会合を開催し停戦合意の早期実現を!」などという、それができれば苦労はない空想論でしかなく、現実のウクライナ情勢に何らかの影響を与えうる可能性はゼロに等しい。

「武田信玄の時代じゃない」‥創価学会幹部に聞く「池田大作死亡説」の真相とは

 さて実際のところ、池田大作は生きているのか。創価学会の幹部層にこの疑問を正面からぶつけると、彼らは皆、判で押したように「お元気です」と繰り返す。また、現実的な話として死亡診断書の偽造は明確な違法行為であり、刑事罰にも問われる。

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