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「植田総裁就任後、市場はこうなる」1兆円を動かす機関投資家が必ず見る3つの指標…なぜ中古車価格が重要なのか

リウム

 日本に20人足らず、たった数分で1兆円の取引をするインターバンクトレーダー。その経験者でTwitterでも絶大なる人気を誇るリウム氏に聞くインタビュー第3回は、リウム氏が投資をする上で機関投資家が参照する情報元、さらに情報収集術について紹介してもらう。

最も重要なのはFRBの動き…パウエル議長の発言から分かること

──では次に、リウムさんが投資をする上で最も重要な指標は何だと考えますか。

リウム 最も注視すべきは、やはり米ドルの動向でしょう。為替市場の主軸は米ドルになるので、FRB(連邦準備制度理事会)に注目を向けることが最も大切です。当然、Fed(連邦準備制度)の動きも注視します。

──具体的には何を基準にデータを読み解くのでしょうか。

リウム FRBが公開するデータはもちろんですが、パウエル議長のスピーチに我々は注目しています。彼の発言にはマーケットを読み解くヒントが多く隠れています。それを踏まえ、CPI(消費者物価指数)を分析するのです。

 例えば、先日パウエル議長は「労働市場が非常にタイト化しているため、ディスインフレが起きるかどうか(が分かる指数である)CPIや物価動向を見ていくべきだ」とスピーチの中で述べていました。となると、CPIはますます注視すべき指標となるわけです。

──では、物価の動向は具体的にどう予測を立てるのでしょうか。参考になる指標についてもご教示をお願いします。

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