中3で投資開始の3億稼いだトレーダーが語る「2023年後半の相場」1ドル150円の到達はずばり…BRICSの影響でついに円が強くなる

「個人投資家の9割が負ける」と言われるデイトレードの世界の中で、10代から投資を始め、着実に資産を増やしてきた平凡なる学生氏(Twitter @heibonsecond)。
20代で億を稼いだ個人投資家である彼は、株、FX、仮想通貨、日経平均先物など多くの取引実績を持ち、テクニカル分析をベースにした短期売買を主軸に活動している。
平凡なる学生氏に話を聞くみんかぶマガジン短期連載「20代で億を稼ぐ技術」第3回目となる今回は、2023年後半の経済予測について話を伺った。
「ロングは控えめに、ショートは強めに」
――まずは現在のポートフォリオを教えてください。
動かしている金額が圧倒的に多いのはFXになりますが、ナスダックや金の取引、わずかながらビットコインも保有しています。
米国市場のインフレがピークアウトしている現状なので、今後は金利を上げるのを止めるリセッションに必ず移行すると予想しています。
また、コロナショックやウクライナ戦争などの地政学的リスクもあり、ショート戦略を取るべきと考えナスダックを扱うようになりました。ロングよりもショートの方が速度が早く落ちるナスダックでは、トレンドフォローを重要視しています。
上がるよりも下がる方が早いということで、リセッションを前提に「ロングは控えめに、ショートは強めに」といった戦略を組んでいます。
――扱う銘柄は多岐にわたるのでしょうか。
保有している銘柄数は少なくしています。銘柄を多く保有するのではなく、短期的な売買で利益を上げ続けることにフォーカスを当てているからです。
そもそも、保有時間が長ければ長くなるほどリスクは大きくなるもの。ですから、長くても1週間くらいで手放すようにしています。
ナスダック関連については、買い戦略より売り戦略がメインです。米国のリセッション(景気後退側面)を踏まえると、ここからロングポジションを狙うよりもショートを多く持っている方が有効的と考えられます。
たしかに、米国が長期的に見て値上がりしていくことを踏まえて、ロングポジションを取る人も多いと思います。それは間違っているとは言えませんが、ここ数年で勝負するならショートでドンと下がるタイミングを狙う方が優位性は高いと個人的には考えています。
「2024年は円が強くなる」
――それ以外にゴールド(金)にも投資されています。いま、ゴールドも”アツい”のでしょうか?