元手3万円から10億へ…最強投資家が語るFXで勝ち続ける人と途中で負けてしまう人の違い
六本木ヒルズに長年住まい、年収数億円以上を稼ぎ出してきた個人投資家、竹井佑介氏をご存じだろうか。北海道大学の博士課程に在籍していた際に学費捻出のためにわずか3万円の元本でFXを始め、2015年にはスイスショックで1日に3500万円以上を稼ぐなどして継続して勝ち続けてきた結果、現在では累計利益10億円をはるかに超えているという凄腕投資家だ。
そんな異色の経歴を持つ竹井氏のキャリアや、FXで負ける人と勝ち続ける人の違いについて伺った。全3回の1回目。
元手3万円からFXスタートし、わずか3年後には億り人に
私が投資を始めたのは2005年、大学院生でお金がなかったときです。当時数学者を目指していた私は、バイトする時間もないほど勉強していたため、夜の隙間時間などを使ってお金を稼げる方法を探していました。そこで「せっかく数学を勉強しているんだから数学で稼げないか」と思い、Googleで「数学 稼ぐ」と検索したんです。
そこで出会ったのがFXです。FXなら24時間365日勝負できることがわかり、「これなら自分でも空いた時間でできるかも」と思ったんです。元金として20万円を用意していたのですが、本を取り寄せて勉強したり、講座に参加したりして17万円も使ってしまったので、気づいたら元金は3万円になっていました。そこで仕方なく「3万円からやろう」ということでFXを始めました。
当時の日本はすでにゼロ金利政策を取っていて、他国は金利を上げていたので、何を買っても儲かるタイミングでした。事実、2ヶ月目ですぐ月収100万円に達しました。