投資で7回の大失敗「資金のほぼ全額を失ったモナコイン」「悪質案件にひっかる」七転び八起きの末たどり着いた”手の届く投資法”

　7回にわたる失敗から得た教訓を生かし、着実に資産を伸ばし続けている投資熊氏。保有銘柄の実に4割は本格的な投資開始後3年でダブルバガーを達成。リアルな投資手法の発信と「～クマ」と話しかけるゆるい空気感から、X（旧Twitter）やブログでもファンは多い。本記事では、投資熊氏が経験した失敗と、そこからどのような教訓を得たのかについてうかがった。 ※本記事は今後のリターンを保証するものではありません。

失敗を繰り返し、資金の大半を失う

　クマは、いたって普通の家庭で生まれ育ったクマ。決して貧乏というわけではなかったけど、普通の家庭では何をするにもお金の制約がかかるクマね。たとえば、大学に進学するにも、好きな車を買うにも、まずはお金のことを考えなくちゃいけない状況クマ。だから、投資をすることでお金を増やし、もうお金の心配をしたくない！そして、苦労する家族を少しでも楽にしてあげたい！と強く思ったのが、投資を始めた正直なきっかけクマ。 

　でも、投資は想いだけで成功するものではなかったクマ……。クマが投資を始めたのは2016年ごろで、就職してすぐのことだったクマ。変に必死になってしまったのが災いして、そこから実に7度の大失敗を繰り返してしまったクマね。。。 

　最初の失敗は「高配当株なら安泰だ！周りもそうしてるし！」と思い、日産自動車など、とりあえず当時自分が知っていた有名な高配当株を買ってしまったことクマね。日産自動車の場合、業績はそれから右肩下がりになってしまい、株価も大幅に下落してしまったので、耐えきれずに損切りしてしまったクマ。 

　次に手を出したのは、仮想通貨だったクマね。2017年当時、仮想通貨の価格上昇の勢いがすごかったので、「仮想通貨は一瞬で億り人になれる」と思い込んでいたクマね（実際にそういう風に煽っていた人も多かったし、それに乗せられた感じもあるクマ）。そこでビットコインを買ったものの、しばらくしても思ったほど上がらなかったクマよ。そこで「つまらないし、思っていたものと違う」と感じ、2週間足らずで売ってしまったクマ。 

　振り返れば、クマがはじめてビットコインを買ったのは、1ビットコインが40万円くらいのときだったクマね。しかしその後どんどん上がり続け、2020年には700万円を超えたクマ…。いまは400万円前後だけど、「もしあのとき売らずにずっと握っていれば…」と思うクマ。