立花NHK党首「ヒカル・堀江貴文・新庄剛志・朝倉未来・浜崎あゆみを国会議員に」

参院選以来、一度も国会に出席していないガーシー議員などを擁するNHK党。立花孝志党首は「これからもガーシーは国会に出る必要はない」と言い切る。さらに次回の衆院選においては、ヒカル・堀江貴文・新庄剛志・朝倉未来・浜崎あゆみなどの著名人を比例ブロック候補者として出馬させたいと考えているのだという。常人には計り知れない立花氏の思考回路に迫る。NOオフレコインタビュー第4回。
国会に出席しないからといってガーシー議員を辞めさせることはできない
――ガーシー議員が国会に出席しないことで、多くの国民から批判が集まってきています。今後もガーシー議員は、国会への出席の求めを拒み続けるのでしょうか。
(立花党首) あんなのは言っているだけで、無視しても大丈夫です。選挙で最初から「日本へは帰らない。国会へ行きません」と本人が言っています。選挙が終わってから「やっぱり日本に帰らないことにしました。ドバイで国会議員をやります」と言うのであれば別ですが、選挙前にきちんと「国会には出席しない」と有権者に伝えたうえで当選したのですから、私は帰国する必要はないと思っています。
ガーシー議員がドバイにいること自体によって、この国の改革がなされるっていうことを期待している人がいて、そうした方々のご期待にのみ応えればいいのです。今後、ガーシー議員を辞めさせようとする動きが出てくれば、党として全面的に戦っていくつもりですが、国会がもしガーシー議員の除名手続きを取るなどしたら、天に唾(つば)するようなものでしょう。現職の国会議員たちには、絶対にそんなことをやる気はないはずです。これについてもメディアが騒いでいるだけで、立法府(国会のこと)の人間が、立法府の人間を除名するなんてありえないわけです。国会議員には、国会へ行かないという選択肢がそもそもあるわけですから。もし、国会に来ないというだけで除名できるのであれば、「病気で1年休んでいる議員も辞めさせろ」という理屈もまかり通ります。
最初から「国会へ行かない」と明言して当選した人間を辞めさせようとするのなら、こちらはガンガン言うだけだし、万が一、ガーシー議員が国会をクビになったとしても、比例名簿の次の人間(NHK党の山本太郎氏のこと)が繰り上がり当選をするだけです(つまり、ガーシー議員が辞めることになってもNHK党の議席数が減るわけではないということ)。2段構えの計算を、こちらはしているわけです。
ガーシー議員が、戸籍謄本だけNHK党にくれたら、立候補の手続きはこちらでぜんぶできてしまいます。もっと言うと、戸籍謄本の委任状さえ送ってもらったら、戸籍謄本すらこちらで手に入れることが可能です。ガーシー議員が当選したことによって、すごく、YouTuberたちが理解しやすくなったと思います。日本で選挙活動をせず、YouTubeだけで当選できることをガーシー議員が証明してしまったのです。しかも、現在進行形で、議会に行かなくていいことも立証してくれています。
ヒカル・ホリエモン・新庄剛志・松浦勝人・浜崎あゆみなどの著名人を衆院選比例ブロック候補者に検討中
――これからトップYouTuberたちを国政選挙へ立候補させていくということでしょうか。