東大が認めた「究極のモテまくり哲学」…学歴・年収・容姿は重要じゃなかった!なぜかモテる”汚じさん”の秘密

AV監督でありながら、『すべてはモテるためである』(イースト・プレス 文庫ぎんが堂)など、恋愛と「モテ」に関して独自の考え方を披露したエッセイ本がいずれも大ベストセラーとなっている二村ヒトシ氏。同書は、東大教授で哲学者の國分功一郎氏に「この本は、単なるモテ本ではない。実践的かつ真面目な倫理学の本である」と言わしめ、日本のフェミニズムを牽引してきた東大名誉教授の上野千鶴子氏にも「全男性必読の書」と絶賛を受けた。
みんかぶプレミアム特集「一流人のモテ心理学」第1回では、独自の観点で本質的な「モテ」を探究してきた二村氏に、男性がモテるために必要なことや、お金とモテの関係などについてじっくりと伺った。
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モテたいなら、まず自分の「心にあいた穴」を知りなさい
多くの男性が、一度は「モテたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、ただ漠然と「モテたい」と思っているだけの、モテについての解像度が低い人が多いように感じます。
たとえば、たくさんの女性から求められるようになりたいのか、1人の大好きな女性を(どんな女性を?)射止められる男になりたいのか。自分自身が「どういうふうにモテたいのか」をまず知らなければ、そのための行動も取りようがありません。つまり「自分の欲望の解像度を上げなければいけない」ということです。あなたは、どんな女性から好意を持たれたいのか、それはなぜなのか。モテることが叶ったら何がしたいのか。それらを自分に問うことが、天然でモテない男たちがモテるようになるための第一歩なのです。