元風俗店員から6年で2億円をつくったカリスマ投資家「下げ相場で一人勝ちする方法」年末年始要注目の10銘柄

投資の世界では、一般的に「イナゴ」することは良しとされてはいない。しかし、著名投資家やX(旧Twitter)で注目する一般人を「適切に」イナゴしてきたことで、6年で2億円もの資産を築き上げたのが個人投資家のあーる氏だ。
今回は同氏に億り人になるための下げ相場との向き合い方や、年末年始要注目の10銘柄を聞いた。みんかぶプレミアム特集「最強投資家の至極銘柄58」第3回。
目次
2億円ネオイナゴ投資家・あーるの相場との向き合い方
10月の下げ相場でかなりのマイナスをくらった方が増えているかもしれませんが、上がる時もあれば下がる時もあるのが相場です。将来の相場予想をするのは困難ですから仕方ありません。例えば、2020年3月のコロナショックを数か月前に予想できた人は誰もいませんよね。
だから、個別企業の直近の決算をもとに3か月後の次の決算では良いものが出そう、悪いものが出そうとかカタリストが何かあるかとかをイメージすることの方が大事だと思います。
ただし、日々の相場を見ながら目先はどうなりそうかなんとなくイメージすることはあります。日米の金融政策の方向性や米経済指標、突発的な材料等をキッカケに相場が大きく動く時もあるのでその時に目先は上がりそうだな、下がりそうだなとイメージする程度です。現時点の相場の流れ、川の流れを知ることで、自分のポジションの取り方や個別株へのリスクがないかなどをチェックしています。
下げ相場の大底で身動き取れなくなることを防ぐために機械的に損切り
10月は下げ相場になっていますが、金利上昇に弱い新興市場は仕方ないとして市場全体で見れば大暴落と言えるものではないですよね。でももし相場が大暴落したら、私であれば潔く全部ぶん投げます。2020年3月のコロナショックのような時には、いったん気持ちをフラットにするためにそうすることも選択肢のうちの一つです。含み損を抱えていると、底打ちした後にポジションが取れなくなってしまい、機会損失が発生してしまいますよね。身動きが取れなくなることを防ぐためにも、投げてしまうのが吉です。