動画編集で年商1億「まずは月商100万から」…プロがパソコン選びから解説「素人でも爆儲け最短ルート」完全ロードマップ

働き方改革で「副業解禁」が本格化する昨今、最も注目されている職業のひとつである「動画編集」。YouTubeやTikTokなどのプラットフォームが普及し、多くの人々が動画コンテンツを視聴するようになったことで、動画編集者の需要は年々高まり続けている。業務もすべてオンラインで完結できるため、住む場所に縛られることなく稼げることが魅力と言われている。ただ、その一方で参入障壁が低いゆえに、動画編集を始めてもどうやって案件を獲得すればよいのかわからない人も多いかもしれない。加えて、クラウドソーシングなどでは、キャリアアップにつながる案件はある一方で、驚くほど安価な案件が発注されていることも珍しくない。
副業の賢者に話を伺い、億超えを目指す知恵を惜しみなく伝授するみんかぶプレミアム特集「新NISA・新副業で1億円」。第5回となる今回は、自身も動画編集者からキャリアをスタートさせ、現在は動画編集スクールのAIM Creators College代表を務め、年商1億円以上を稼ぐ鴻池溜佑氏に話を伺う。
年商1億超えの鴻池氏から、動画編集の始め方から、案件の獲得方法、そして独立に至るまでのロードマップについて、徹底的に解説してもらった。
目次
必要なのは「Wi-Fi」「パソコン」「編集ソフト」の3つだけ
――まず動画編集を始めるにあたって、必要な機材やそのスペックについてお聞かせください。
Wi-Fiは、そこまで特別なスペックでなくても大丈夫です。動画編集ソフトについては、Adobeの「Premiere Pro」をおすすめしています。月間3,000円弱で使用できるので、比較的準備しやすいんじゃないかなと思います。
そして1番大変なのはパソコン。WordやExcelを満足に使えるスペックよりはワンランク高い、「メモリ16GB以上・CPU Core i7以上・ストレージ256GB以上」くらいが望ましいですね。
また、パソコンを購入の際は「無金利分割」を活用して、できるだけコストを抑えましょう。
それ以外だと、Appleの使用済みのパソコンをきれいにして再出荷した「認定整備済製品」がおすすめです。ほぼ新品状態のパソコンが、定価の約2割引きで購入可能です。ただカスタマイズができないので、そこが唯一のデメリットですね。
案件獲得には「動画編集スキル・営業スキル・クライアントワークスキル」が必要
――では、次に案件獲得のために必要なスキルとは?
まずサービス内容となる「動画編集のスキル」を身につけましょう。どれだけ営業トークが上手かろうが、クライアントさんとのコミュニケーションが得意だろうが、動画編集のクオリティーが低いと納得してもらえないので、当然次の仕事にはつながりません。
とはいえ、動画編集のスキルだけではだめで、案件を獲得するための「営業スキル」が必要となります。これは飛び込み営業や押し売りをするのではなく、正しい営業文を作成をしたり、ポートフォリオや実績を見せていくことが大事です。