人生逆転!新NISA最強戦略「ほったらかしで1億円」人気投資家が指南、リスク許容度別鉄板3コース、S&P500積み立てるだけで驚異の数字

みんかぶプレミアム特集「新NISA・新副業で1億円」第6回は、人気投資家の桶井道(おけいどん)氏が新NISAで勝ちにいく道筋を解説する。リスクをどれだけ負えるかにもよるが、1億円だって夢じゃない。新NISA開始直前、全国民必読だーー。
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新NISAは本当にすごい制度。これをどう使いこなすか
新NISAのスタートまでいよいよ1ヶ月ほどとなりました。生涯の投資上限額が1800万円に増額され、期間が無期限化、非課税枠の再利用可と「神NISA」に変身した新NISAを使わない手はありません。人生を変えるゲームチェンジャーの登場と言っても過言ではありません。
とはいえ、新NISAは非課税で運用できる「箱」です。新NISA自体に投資することはできません。この「箱」をどう活用するのか?どこに投資するのか? これが大事です。
新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つから成ります。つみたて投資枠は、金融庁の基準にあった投資信託(およびごく一部のETF)に投資が可能です。成長投資枠は比較的自由に投資先を選ぶことができ、投資信託はもちろん、日本株や米国株、東証ETFなどにも投資が可能です。生涯で総額1800万円まで投資ができます(うち、成長投資枠は1200万円まで)。この記事では、金融庁の基準にあった投資信託で資産形成していくモデルケースを解説します。新NISAの「つみたて投資枠」を徹底活用して、リスク許容度に応じて、3000万円~1億円を目指しましょう。
人気のS&P500ってそもそもなんでそんなに人気なのか
私は、米国を代表する企業上位500社に投資ができる「S&P500」が最も有力な投資先だと思います。全世界の企業に投資できる「オール・カントリー」と人気を二分していますが、私は米国推し、それもS&P500です。理由は、米国企業こそが資本主義の本丸だと評価しているからです。そのエース級500社こそが世界最強です。より具体的に説明しましょう。
米国企業の製品はグローバル・スタンダードとなっており、世界中で使われています。あなたの生活を思い浮かべて下さい。分からないことがあれば「ググり」ます。Googleは米国企業です。あなたのスマホはiPhoneかAndroidでしょう。どちらも米国企業です。マクドナルドもスターバックスも米国企業です。財布にVISAカードかマスターカードがあるはず、両方とも米国企業です。ご自宅にP&Gの洗剤などがきっとあるはずです、これも米国企業です。Amazonでポチりますよね?米国企業です。PCにはウィンドウズやオフィスが入っているはず、マイクロソフト製ですので米国企業の製品です。数えればキリがありませんが、米国企業のない生活などもはや出来なくなっています。自覚なく使っているのです。こうして米国企業は世界中で稼ぐ力を持っています。