「1人で裏金9000万円」(共同スクープ)の安倍派議員は誰だ…支持率16%の大暴落!未だ説明責任を果たしていない岸田首相に恐ろしさ覚える

自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)をめぐる裏金疑惑で、同派所属の松野博一官房長官ら閣僚と副大臣が辞任に追い込まれた。今後は東京地検特捜部による捜査の行方に注目が集まるが、気になるのは渦中にある政治家たちが説明責任を果たしていない点だ。また、共同通信は最近の5年間で9000万円超のキックバックを受けた議員がいるとも報じている。一体誰なのだろか。
そんな中で、毎日新聞が12月16、17の両日に実施した全国世論調査では、岸田内閣の支持率は11月18、19日実施の前回調査(21%)より5ポイント減の16%で、内閣発足以来最低を2カ月連続で更新した。経済アナリストの佐藤健太氏は「民主主義において『言葉』は最も重要。都合の悪い時に政治家が『貝』になるのでは国民の政治不信が高まるばかりだ」と指摘する。
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安倍派5人衆の1人、松野官房長官は「貝」のように回答を避け続けた
「政治資金について様々な指摘がなされ、その結果として国民の政治に対する信頼が揺らいでおり、また私自身の政治資金収支報告書についても様々な指摘がなされている中、国政に遅滞を生じさせないよう本日、官房長官の職を辞したいと首相に申し上げ、辞表を提出した」。岸田文雄内閣のスポークスパーソンとして2年超も官房長官を務めてきた松野氏は12月14日、官房長官として臨んだ最後の会見でも安倍派や自身の裏金疑惑に関する質問への明確な回答を拒んだ。