80億トレーダーのテスタが注目する「2024年3つのターニングポイント」…新NISAをこれから始める人に送る3つのアドバイス

2024年といえば、新NISAだろう。今まで縁がなかった人も、これをきっかけに投資を始める人も多いのではなかろうか。
2023年に投資を始めてからの総利益が80億円を突破したスーパー投資家のテスタ氏に、2024年の相場観と、新NISAについてのアドバイスを聞いた。みんかぶプレミアム特集「令和スーパー投資家 至極の教え」第1回。
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長期投資では毎月の利益を振り返るのは「違う」。一時的な負けも負けではない
2023年を振り返ると自分の年間利益は過去最高になっているので、収支だけみればいい年でした。ただ細かく見ていくと、前半は指数以上に勝っていたのですごく好成績を残していたのに、後半はその分大きく負けました。
2023年は、コロナ明けの需要回復と、2023年1月から導入が始まった「スマートパチンコ」に対する期待から、株価が低迷していたパチンコ関連銘柄を良く触っていました。狙い通り、前半戦はパチンコ銘柄は大きく株価を上げていきました。が、後半は銘柄によってはスタートと同じ値段まで下がってしまったのです。
とはいえ、今の状況は「しょうがない」かなと思っています。というのも自分の中ではまだ終わっていない。まだ反省するという場面ではないと思っています。それにチャート上では派手に下がっているのに対し、自分は上手く立ち回れているなという印象も持っています。数銘柄は”今より上がるだろう”と読んでおり、持ち続けています。
そもそも、投資する時間軸が長くなってくるとデイトレーダーの時のように「毎月の利益」などと成績を区切るのは”違うな”と感じます。とはいえ、一応自分の実績を把握するため、年ごとでは一応区切って振り返るなどしますが、最近は「相場人生は続いている」と思うようになった次第です。