元風俗店員、他人の真似をするだけで2.5億円投資家「2024年はグロース株逆襲の年になる」…2024年要注目の3テーマ・10銘柄

本稿で紹介している個別銘柄:ジャストシステム(4686)、tripla(5136)、note(5243)、Japan Eyewear Holdings(5889)、鎌倉新書(6184)、リケンNNPR(6209)、リビングプラットフォーム(7091)、BuySell Technologies(7685)、スカパーJSATホールディングス(9412)
一般的には揶揄されやすい、人の真似をするだけの投資手法「イナゴ投資」を洗練させた独自の手法で、忙しい風俗店員の立場ながらわずか6年で2.5億円もの資産を築き上げたあーる氏に、2024年要注目のイナゴ銘柄を聞いた。みんかぶプレミアム特集「見えた!日経平均4万円時代」第4回ーー。
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2024年はグロース株の逆襲があるのではないか
みんかぶさんから「2024年の相場展望を教えてください」と依頼されました。ただ、率直に言って、数ヶ月先のことなどはわかりません。毎日の相場を見ながらコロコロ考え方が変わるので、現時点ではこういう考え方です、というスタンスで今思っていることをお伝えします。
2024年は、昨年鳴かず飛ばずだったグロース株の逆襲があるのかな、と思っています。昨年を振り返ると、米長期金利上昇と期待に届かない決算で、株価が右肩下がりとなったグロース株が多かったように思います。
対照的にバリュー株は、東証による改革で注目が集まりました。多くの個人投資家が、「決算がイマイチなグロース株よりも、バリュー株の方が良いな」と感じたでしょう。年始からも、そうした流れは引き継がれているようです。