岸田のゼロメリット日本版ライドシェアに国民絶望…タクシー利権に結局土下座「失われた30年継続へ」

岸田文雄政権支持率が大暴落している。毎日新聞の2月の世論調査で14%という数字を叩き出したのを皮切りに各メディアの調査でも過去最低を更新し続けている。今後はどうなるのか。国際政治アナリストで早稲田大学招待研究員の渡瀬裕哉氏が3回に分けて解説する。第二回は日本版ライドシェアについてだ。渡瀬氏は「簡単に言うと、タクシー会社が新たにアルバイトを雇用する仕組みだ」と語るーー。
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失われた30年の原因がてんこ盛りの「日本版ライドシェア」
来月4月1日、岸田政権による全世界最低のライドシェア解禁が行われる予定となっている。この日本版ライドシェア解禁は日本が30年間も失われた時代を過ごしてきた原因がてんこ盛りにされた最低最悪の制度だ。このガラパゴス型に退化したライドシェアを一刻も早く再改正するため、多くの人々に「本物のライドシェア解禁」に向けたパブリックコメント(3月9日締切)をお勧めしたい。
「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱い」に係るパブリックコメントの実施について