「水原通訳が消えたことは大谷翔平にプラスの面しかない」ドジャース監督の強がりにファン失笑「彼は突然英語がわかるようになったのか?」

大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏の違法賭博疑惑が、世界中の野球ファンを驚愕させた。元経済誌プレジデント編集長で作家の小倉健一氏が、現地米国メディアにおける反応をレポートするーー。
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LAタイムズ記者「水原氏のギャンブル依存症を大谷が全く知らなかったということはあり得るのか」
「正直ショックということばが正しいとは思わないですし、それ以上のことばでは表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきたので、いまはそれをことばにするのは難しいなと思っています」
大谷翔平選手が、3月26日の記者を前にした声明の最後で話した言葉は、嘘偽りのない言葉のように、私には聞こえた。
NHKニュース(3月26日)では「水原氏のギャンブル依存症を全く知らなかったということはあり得るのか。2人は少なくとも過去6年半、ほぼ毎日いっしょにいて、日によっては15時間から20時間もともに過ごす一心同体の関係だった。このような事態になっていてなぜ気づけなかったのか」という地元の新聞ロサンゼルス・タイムズでドジャースを担当するベテランのスポーツ記者マイク・ディジョバンナ記者の声を紹介している。
米メディア「水原はただの通訳だけでなく、大谷の親友でもあった」
大谷選手が本当に闇賭博を知らなかったのかは、今後の捜査を待つしかないが、水原氏の存在は、同記者が指摘するように大きなものだった。