2024東大合格者数36名!秋篠宮悠仁さまも通う名門中の名門、筑波大附属が大躍進…3分の1が学力審査を経ていないのに、東大合格者数が伸びたカラクリ「スー内」

中学受験の志望校選びにおいて重要なのは進学実績だけではない。欲を言えば、「進学実績がよく、そのうえで伝統校であってほしい」と思う保護者も多いだろう。
学歴研究家のじゅそうけん氏は「24年度の入試で昨年の29人から36人へと東大合格者数を躍進させた筑波大附属中高は、実績と伝統が両立する名門校です」というーー。聖光学院編、市川学園編とあわせた短期連載の第3回。
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秋篠宮悠仁さまも通う名門中の名門
高等師範学校の流れを汲んだ、120年の歴史を持つ伝統校である筑波大附属中高。OBOGに各界の著名人が多いことや、秋篠宮悠仁さまが通われていることで話題に上ることも多い本校だが、全国屈指の進学校であることでも知られている。
実は1970年代には東大合格者を100名輩出した年もあり、近年渋幕や西大和が台頭してくるまでは、本校が「共学で日本一」とも言われていた。
黄金期と比べると、進学実績でやや物足りなさを感じる昨今だが、とはいえかなりのポテンシャルを秘めていることは間違いない。本記事ではその強さの秘訣に迫っていきたい。