リニア妨害・川勝平太の最終局面「あらゆる屁理屈」爆弾投下「静岡撃沈」へ…最後の最後まで記者はなめられた

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川勝平太氏が、最後の記者会見でも、記者は舐められたもので
「仙人になる」「信州信濃の山奥で、小鳥とお話しして過ごす」ーー
4期15年の知事の職務を恥ずべき失言と暴走によって、辞職へ追い込まれた川勝平太氏が、最後の記者会見で発した言葉だ。記者も舐められたもので、川勝氏は童謡の替え歌まで唄い出す始末。筆者には負け惜しみが極まって、おかしな境地へ達したものだと見えるが、いずれにしろ、川勝氏のせいでリニア工事は止まってしまった。本当に、迷惑な知事であった。
小鳥とお話しする童話といえば、「舌切りスズメ」だろう。欲張りなおばあさんが大きいツヅラを持って帰ると、ツヅラの中にいた無数のムカデに、ハチに、ヘビによる総攻撃を受け、ひどい目にあうストーリーだ。「信州の山奥」にムカデ、ハチ、ヘビがいるかどうか分からないが、自分のツヅラに入れて持ち帰って周囲に迷惑をかけないことを期待したい。
静岡県独特の不思議な選挙風土
さて、静岡県における過去の県知事選挙における川勝氏の得票について、興味深い分析があった。毎日新聞(5月9日)の記事『失言で崩壊「川勝王国」 得票データで探る過去の勝因 静岡知事選』だ。毎日新聞を有料デジタルで購読している私だが、最近の紙面は正直目に留まるような記事がほぼなく、解約しようとしたこともあった。解約手続きに進むと、購読料金を2か月間、約50%の割引をするので解約をしないでくれという提案があり、購読を少しだけ辛抱していたところだ。結果として、購読を続けていてよかった。