みんかぶプレミアム特集「なぜあなたの文章はつまらないのか」

公益財団法人 日本漢字能力検定協会は2020年1月、全国の人事部人材育成担当者550人を対象に、「社員の文章力に関する意識調査」を実施した。
調査によると、勤め先で社員の昇格・昇給に「文章力が影響する」と答えた人は66.3%。昇格・昇給のどちらにも影響するという企業が最も多かったという。それゆえに、ビジネスパーソンの文章力は資産形成にも影響する、といってよいだろう。
そこで、みんかぶプレミアム特集「なぜあなたの文章はつまらないのか」では、正しい文章を書くためのポイントや、面白い企画・文章の秘訣などについて、識者たちに聞いた。ぜひあなたも、本特集を読んで文章力を高め、ビジネスに活かしてほしいーー。
#1 文芸評論家・三宅香帆、売れる文章「ヒットの条件」…「ニッチな歴史本」市場を狙い撃ち『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)7/11
▼発行部数15万部超え!大ヒット新書を企画したきっかけは、著者自身が身をもって感じていた悩み
▼「自分が読みたいことを書く」が創作のモチベーション…新書では「ニッチな歴史」も売れている
▼ヒットする書籍のたった一つの条件…なぜ『成瀬は天下を取りにいく』は大ヒットしたのか

#2 なぜあなたの文章は「読んでいてシンドイ」のか? 読者が激萎えするキラーワード「オイラ」「元氣」…「イタい、サムい、イキる」自己愛で窒息死(安田峰俊)7/12
▼思いもよらない方向に拡散していく
▼「正しい日本語」を書く
▼自分を過信せずにうろ覚えの言葉はネットで検索しよう

#3 “街録ch”出演者が「答えたくない質問」に答えてしまうワケ…徹底した「聞き方」のテクニックで登録者数150万人超に急成長 “所沢のタイソンの今”(三谷三四郎)7/13
▼覚悟を持った人の話は、やっぱり聞いてしまう
▼「戸塚ヨットスクール」の校長には言い返してもいい
▼自分から応募してきたくせに一言も喋らない奴

#4 会話、文章はすべて「リズム」。プロインタビュアー・吉田豪、数々のクセ者を丸裸にしてきた”引き出し力”…進むべきは話の面白い方へ(吉田豪) 7/14
▼泉ピン子という“猛獣”と対峙…噂通りだった傍若無人ぶりで全てを破壊
▼会話が脱線しても話が面白いのであれば付き合ってみる
▼取材対象との距離感は大事。基礎は『紙プロ』時代に学んだ

#5 読むだけで月10万円稼げるようになるWebライターの“文章術”…案件殺到!超売れっ子・トイアンナ「ライターが絶対にやってはいけないSNS投稿5選」(トイアンナ) 7/15
▼「簡単になれる」ライターだが、「簡単に稼げる」わけではない
▼マッチングサービスを実績作りのために使う…ワナビーから搾取しようとしている案件の見極め方
▼実績を掲載したポートフォリオを作る…ライター初心者によくありがちな失敗とは?「それだけで受注率が下がります」

#6 プロインタビュアー・吉田豪が語る「ライティング術」…世の中のことは一概には言えない。だからこそリスクを背負って“言い切る”(吉田豪) 7/16
▼ターザン山本のライター講座でターザン山本の教えをひっくり返した
▼最低限の常識は必須。原稿を落とさない、電話にちゃんと出る…
▼「年を重ねていくと、編集が仕事を頼みづらくなる説」

#7 タワマン文学は「文学」なのか…根強い“文学じゃない派”にタワマン文学作家が苦笑い「作家になりたいのなら、SNSをガチりなさい」(窓際三等兵)7/17
▼窓際三等兵「何かを積み重ねることをしないまま無駄に年齢を重ねてきた、それが私たちだ」
▼窓際三等兵「作家になりたいのなら、いきなり文芸賞に応募するのではなく、まずはSNSで存在感を示しなさい」
▼出版社はなぜインフルエンサー本の粗製乱造を繰り返すのか
