「子ども少ない人は反省を」小池都知事ブレーンがいきなり恐怖発言、都民絶望…「あなたの子を産みたいと思わせる旦那が増えなきゃだめだ」

政治資金パーティーをめぐる裏金問題で逆風を受ける自民党の“弱体化”が止まらない。7月7日投開票の東京都知事選で実質的に支援した小池百合子知事は3選を果たしたものの、同じ日に実施された都議補欠選挙では大惨敗を喫した。岸田文雄首相の支持率は依然として低空飛行を続け、さらに時代錯誤の失言や放言も後を絶たない。もはや“下野”に向けたカウントダウンは始まっているように見える。そんな中で自民党・笹川堯議員の「子ども少ない人は反省を」という発言が炎上している。フラッシュによると、笹川氏は小池都知事のブレーンらしいが……。経済アナリストの佐藤健太氏が解説するーー。
目次
自民党支持層の4割が小池氏以外の候補に投票
7日に開票された都知事選は、小池氏が約292万票を獲得して圧勝した。自民党は表立った動きは見せなかったものの、各種支援団体への働きかけを強めるなど裏方での実質的な支援に徹した。党内には「連敗が続いてきた中、支援候補が勝利できたのは大きな弾みになる」(党幹部)と安堵の声も漏れる。
だが、そうした見方はあまりに自分たちが置かれている状況を理解していないと言って良いだろう。自民党東京都連はたしかに小池氏の勝利に向けて汗をかいたのは事実だ。しかし、小池氏にとっては「ステルス支援」とはいえ、自民党がバックに映ったことによるマイナスもあったはずだ。