東大・医学部合格者が急上昇中の中高一貫校リスト…SAPIX偏差値50台で東大10名以上合格の「コスパ最強」公立中高一貫校はどこだ

学歴活動家のじゅそうけん氏に、近年、東大・医学部合格者数が急増中の中高一貫校について紹介していただいた。みんかぶプレミアム特集「中学受験 栄光への最短ルート」第1回。
目次
東大・医学部に合格するためには中高一貫校が有利な理由
東大や医学部に合格するためには、中高一貫校が圧倒的に有利だ。
東大合格者数ランキングや医学部合格者数ランキング上位10校のうち、ほとんどを中高一貫校が占める。東大理三や京大医学部など最高峰の合格者を見ても、やはり8割以上が中高一貫校の出身者だ。
6年間かけて先取り教育を進められる点が受験に有利に働くのだ。
今回は中でも東大や医学部合格者数が鰻登りの中高一貫校を紹介していきたい。
東大・医学部合格者数が急増中な中高一貫校その1。昔は東大に一人も受からなかったが、24年東大43名合格まで成長
東大・医学部合格者数が急増中な中高一貫校その1は、渋谷教育学園渋谷中高だ。
近年勢いが止まらない共学の中高一貫校である。
本校は1990年代まで「渋谷女子高校」というギャル御用達の学校だったわけだが、カリスマ・田村校長の手腕によって首都圏屈指の名門校へと姿を変えた。
2024年の進学実績を見ると、東大に43名(理科三類2名含む)、国公立医学部に21名合格している。卒業生が194名であることを考えると、実に3人に1人が東大・医学部に合格しているということになる。
入学偏差値も麻布や女子学院を抜いて開成や桜蔭のすぐ下につけており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
2022年には鉄緑会指定校にも指定されており、誰もが認める「東大進学校」へ仲間入りしている。