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親が積極的にリサーチして戦略をたてなさい…増加する中学受験「全落ち」の悲劇「後半日程、倍率上昇に備えよ!」

 中学受験ブームに首都圏の保護者たちが湧き立つなか、近年「全落ち」してしまう受験生が増えている。「全落ち」とは文字通り、受験したすべての学校に不合格となり、不本意ながら公立中学への進学を余儀なくされるケースだ。受験家庭にとって最も避けたい事態だろう。

 なぜこのようなケースが増えているのか。背景には、受験者数の増加や入試形式の多様化など、さまざまな要因が絡んでいる。中学受験の赤本を出版している声の教育社の社長、後藤和浩さんは「全落ちを避ける3つの戦略」を語る。

 今回は全落ちが起こる背景と、それを防ぐための対策について詳しく伺った。 短期集中連載全3回の第3回目ーー。

目次

後半日程の倍率上昇に備えよ!出願速報をチェック

 全落ちを回避するためにまずすべきは、後半日程での倍率上昇に備えて2月1日の午後入試や2月2日入試で確実に合格を取っておくことです。

 そのために偏差値だけでなく倍率を確認することの重要性は、これまでの説明でご理解いただけたかと思います。

 そこで、情報収集のツールとして強くおすすめしたいのが、市進学院の公式サイトに掲載されている「出願速報」です。男女別や日程別の定員数、出願数、倍率などの詳細な情報が随時更新されています。ここで我が子のおさえ校が実際に合格を確実にとれる学校なのかどうか、しっかりチェックしておきましょう。

注意すべきはおさえ校

 情報収集の際、第一志望校に注目するのは自然なことですが、特に注意すべきは抑え校です。第一志望校は挑戦枠として倍率をそこまで気にしなくてもよい面もありますが、抑え校は確実に合格を勝ち取る必要があるため、より正確な情報収集や倍率チェックが求められます。

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