ベテラン2億円投資家が「狙いに行く銘柄」目から鱗!3種類の選定方法…なぜ100周年を迎えた時の「不二家」は“買い”だったのか

バーテンダー、予備校講師、サラリーマンと多彩な職歴を歩むかたわら、IPO(新規公開株)で瞬く間に2億円近くまでの資産を形成したJACKさん。
全3回にわたって送るインタビューの最終回。来年の相場観などについて伺った。
目次
セクター単位より「NISA絡みの買いを意識」
――今後の金融市場について、JACKさんはどんな相場観をお持ちですか?
2025年の年始はご祝儀相場になりがちで、加えてNISA勢の買いも入りそうですね。そして、3月になると優待の銘柄が増えてくるので、その買い圧力も強くなるとイメージしています。
セクター単位というよりも、NISA絡みの買いを意識した相場観を持っています。
IPOは12月に一服してしばらくはありません。2024年の9月、10月あたりに上場した銘柄の決算が出てくるので、それを受けて自分の戦略を立てていこうかなと考えているところです。上場時に「この株価で大丈夫?」と心配になるような銘柄を警戒しながら買ってみるということも挑戦するかもしれません。また、外資系ファンドの保有比率が高まっている銘柄にも注目したいですね。
米国大統領選挙や日本の衆議院選挙も終わりましたし、しばらくは淡々とした相場かもしれませんね。