2025年に転機か…成長止まらぬ「自動運転」関連銘柄3選!テスラ、トヨタ自動車、中国EVメーカー大手も猛追

本稿で紹介している個別銘柄:Tesla (TSLA)、アルファベットC(GOOG)、トヨタ自動車(7203)
各国で自動運転実用化の競争が激化している。EV大手Teslaのイーロン・マスクCEOが支援するトランプ大統領の就任により、米国では自動運転の様々な規制が緩和される可能もある。自動運転元年となりうる可能性のある2025年に注目される自動運転銘柄を取り上げる。みんかぶプレミアム特集「ブレイク予測!最強銘柄」第9回は「自動運転関連銘柄」ーー。
目次
2025年、自動運転の技術に転機?
国内でも自動車やバスの自動運転の話題が取り上げられる機会が多くなりました。その中で、2025年は世界的に自動運転が転機を迎える可能性があります。
2025年1月に米国でトランプ政権が発足しました。大手EVメーカーTeslaのCEOであるイーロン・マスク氏は、トランプ大統領の有力支援者として時の人となっています。トランプ大統領は反EV政策を掲げているものの、イーロン・マスク氏はTeslaの次の成長を自動運転に据えています。トランプ政権の下で自動運転に関する規制が大きく緩和されるなどすれば、米国において自動運転が一気に実用ステージに上がる可能性も否定できません。
それでも自動運転レベル5のハードルはまだ高い
自動運転はそのレベルにより0~5まで6段階に分けられています。
- レベル0 非自動運転:運転の全てを人間が行う従来の車両
- レベル1 運転支援:車間距離の維持など特定の運転操作をシステムが補助
- レベル2 部分運転自動:アクセルやブレーキなどを一定条件下で自動制御できるが、ドライバーが常に監視し必要に応じて介入
- レベル3 条件付運転自動:一定条件下で自動運転が可能で、ドライバーの監視が不要。ただし緊急時にはドライバーが運転を引き継ぐ必要がある
- レベル4 高度運転自動:一定条件下で完全自動運転が可能で、運転者の介入は原則として不要
- レベル5 完全運転自動:あらゆる条件での完全自動運転が可能
すでにレベル3までは商用車として実用化されています。現在はレベル4と5の実証実験が進んでいるものの、レベル5実用化のハードルは非常に高く、レベル4の実用化で各社がしのぎを削る状態です。
注目される自動運転関連銘柄3選
2025年に盛り上がりが期待できる自動運転関連銘柄として、以下の3銘柄を取り上げました。それぞれ解説していきます。