「逆張りで勝つ!」10億円投資家が明かす2025年後半戦のマル秘戦略

本稿で紹介している個別銘柄:大黒天物産(2791)、VanEck Semiconductor ETF(SMH)
米国のトランプ政権の関税政策や日銀の金融政策決定会合の動向など、現在の株式市場は先行きが不透明な状況にある。
例えば、新NISAを活用して株式投資を始めたものの、株価の変動に耐えきれず売却してしまう人のニュースも後を絶たない。
しかし、「株式投資は基本的に長期保有すれば負けることはありません」と断言するのは、資産10億円以上を築いた投資家「ももち@握力おばさん。」(@kabumomo2025)氏だ。その資産額からも説得力のある同氏の投資手法に注目が集まる。
今回は「ももち@握力おばさん。」氏に、2025年後半の注目イベントや不安定な相場を乗り切るための投資戦略について話を伺った。インタビュー全2回の第2回。
(2025年7月23日取材)
目次
2025年後半の相場を動かす2つのイベント
ーー2025年後半の相場について、どのように推移するのか見解をお聞かせください。
2025年後半の相場を考えるうえで、3つのイベントに注目しています。どれも相場を動かす可能性があるので、チェックしておきたいポイントですね。
【米国の政治の動き】
トランプ大統領の発言や政策、例えば保護主義や減税の話題がでると、エネルギーや製造業など特定の業界にガツンと影響がありそうです。
【日本の参議院選挙】
日本の政治が安定するかどうか、どんな経済政策がでてくるかが、市場の流れを大きく左右しそう。政治の行方は要チェックです。
民主党政権のときに株価が大きく下がったことがあったので、今回の参議院選挙以降、どうなるのか気になりますね。