令和の20代に蘇る社内婚ブーム「最高の福利厚生は社内恋愛」大手JTCの驚くべき実態…マッチングアプリでモテる職業の絶対3条件

キャリアを考える際に無視できないのが、身も蓋もない話ではあるが、「その職業はモテるのか」という視点だ。実際、20代男性には死活問題でもあるだろう。
学歴活動家のじゅそうけん氏が、最近の20代エリートサラリーマンの恋活・婚活事情をレポートするーー。
目次
モテる職業はあるのか
晩婚化・未婚化が怒涛の勢いで進行する日本社会だが、そんなものはどこ吹く風と言わんばかりに筆者(アラサー)の周りのエリサラ界隈では結婚ラッシュが巻き起こっている。
SNSでは結婚報告を連日目にすることになり、結婚式のストーリーズが流れてくるたびに「きっと今日は大安か一粒万倍日か何かなんだろうな」と思うのは、今のアラサー世代のあるあるの1つだろう。
さて「どんな仕事に就くか」という散々擦ってきたテーマだが、それは恋愛・結婚の成否にも大きな影響を与え、もはや恋愛市場において無視できない要素となっている。
特に20代前半の新卒大学生にとって、就職先はその後の出会いの質や量に大きく影響する。
今回は、「モテる職業」「人気の業界」「就活戦略」を分析し、恋愛とキャリアの両立を目指す学生に向けた実践的なアドバイスをお届けしたいと思う。
「外資コンサルと名乗った瞬間、LINE交換はスムーズになる」
「合コンで“外資コンサル”と名乗った瞬間、LINE交換率は一定スムーズかも(笑)」
そう語るのは、某有名外資系コンサル企業で勤務をする友人である。
初任給も高く、その後の伸び幅も大きい。近年のコンサルブームも相まってか、その人気は恋愛市場でも鰻登りなのだという。
「俺も別にモテる方じゃなかったと思うし、周りもめちゃくちゃモテてきた、みたいな人はあんまりいないかも。それでもやっぱり周りの同世代よりは稼いでるし、結局そういうところで見られてるのは感じるかな…」
そう語るのは、また別の外資系コンサルに勤める筆者の知人だ。
彼とは学生時代から交流があるが、たしかに爆モテという印象はない。
そう語るのにも訳がある。
「それこそ元々イケイケの人が行きがちな総合商社とか、広告代理店とか、リクルートとかそういうところの人の方が俺よりモテるとは思う。でも、そういうところに入社する人は学生時代からモテてた人とか、一昔前のコリドー街に夜な夜な通っていた人みたいな感じのバイタリティ系の人が多いでしょ。普通の男でもそれなりに下駄を履かせてもらえるのは、今の会社の看板のおかげかな、と思うんだよね」
これを言っては元も子もないが、そもそも学生時代からモテている人は社会人になって恋愛に困ることもない。特に総合商社など文系総合職の最高峰は、魅力にあふれる人(恋愛市場においてもすでに強い人)でなければ、そもそもの内定獲得が難しい。
しかし、論理的思考力や英語力など、モテとあまり関係のない要素で選考を突破し、その上で恋愛市場で人気を得られる、それが外資コンサルだということなのだろう。
それ以外にも外資系金融機関や日系大手金融、デベロッパーなど、性的魅力が秀でているわけではない普通の男は、まずは稼ぎでの優位性を確保しておきたいところだ。
蘇る社内婚ブーム「最高の福利厚生は社内恋愛」大手JTCの驚くべき実態と、外資系企業との差
「入社した時に先輩が『うちの福利厚生で一番いいのは社内恋愛』って言ってたね(笑)。冗談だとは思うけど、でも今の若手でも社内婚めちゃくちゃいるし、選択肢の1つにはなってると思う」
そう語るのは、大手インフラ系企業に勤める友人だ。