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「株価はいつ上がり、いつ下がるのか」そんな疑問もすべてチャートが教えてくれる!伝説の株職人が伝えたい、チャートの基本

(c) AdobeStock

 「株価はいつ上がるのか」あるいは「いつ下がるのか」。そんな投資家にとっての究極の関心事について、伝説の株職人と呼ばれた相場師朗氏は「チャートが教えてくれる」と話す。まず覚えておきたいチャートの読み方を、相場氏が伝授する。全4回中の4回目。

※本稿は相場師朗著『株チャート最強の先読み投資 上昇も下落も「想定外」もすべてを利益に変える!』(バトン社)から抜粋・再構成したものです。

第1回:“伝説の株職人”が教える「なぜ株価は上下するのか」人の心を読むテクニック

第2回:初心者こそ“素直な株”を選ぶべし!重要なのは「銘柄選びよりエントリーと利益確定」

第3回:チャートを読み解けば相場の“本当の姿”が見えてくる!チャートを理解するための4つのテーマとは

目次

トレンドの転換点は「ローソク足15本」

 永遠に続く上昇も下落もありません。必ず終わりがやってきます。そんな続伸・続落の終了を教えてくれるのがローソク足の本数です。

 いろいろなチャートを分析した結果、上昇も下落も15本前後です。このあたりで利益確定の売りや買い戻しが入り、トレンドはいったん収束し、転換することが多いようです。

 そこで売買のエントリーをしてから続伸・続落という局面で、「いつ利益確定をしようか?」と迷ったときには本数が手じまいの手がかりとなります。

 数え方は簡単です。上昇・下落が始まったローソク足を「1」とし、ローソク足を数えればいいのです。

 そのとき注意したいのは、上昇や下落のスタートを「1」とカウントすることです。数える起点は、自分がエントリーしたところではありません。

 カウントではトレンドが続いている限り陽線でも陰線でも、ローソク足をすべて数えます。

 買いでエントリーしていたら15 本前後で陰線が出たら手じまい、売りでエントリーしていたら 15 本前後で陽線が出たら手じまいにしたほうがいいのです。

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この記事の著者
相場師朗

現役プロトレーダー。株歴40年を超える株職人。"株匠"を目指している。20歳で株式投資を始めて20年間、「日本郵船」1銘柄のみの売買に集中し、莫大な利益を得る。その後、チャートと建玉の研究に没頭する。日本株のほかに、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、ゴールド、原油、コーン、FXなどの市場でも利益を生み出す。自身が研究を重ねた投資法を発表する場として、投資塾「株塾」を主宰する。

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