まだまだチャンスの多い相場が続く!300万円を5年で1億円にした著名投資家が「米国よりも日本のインデックスの方が強い」と思うワケ

本稿で紹介している個別銘柄:助川電気工業(7711)
サラリーマンの傍ら、2012年から300万円で株式投資を開始。5年で1億円を達成し、現在は3億円超を運用するkenmo@湘南投資勉強会(@kenmokenmo)さん。
長年、日本株を見てきた同氏に「高市トレード」で注目している銘柄について伺いました。インタビュー全2回の最終回。
目次
日本株と米国株、どちらに軸足を置く?
ーー今の株高はいわゆる「高市トレード」で賑わっている印象ですが、これは日本株特有の材料です。kenmoさんは日本株と米国株のどちらに軸足を置いておられますか?
米国株については会社員時代にDCで積み立てていたインデックス商品、オルカンに近いような商品を持っているだけです。つみたてNISAの投資枠は日経平均株価の商品に全振りしています。
ーーそれは、どんな理由からですか?
米国よりも日本のインデックスのほうが今後強いと思っているからです。米国はずっと上昇基調で、明らかな割高感があります。それに対して日本は長らくダメダメで、インフレも進行中です。企業にも変革の余地が大いにありますし、これらを加味すると日本株のほうに魅力を感じますね。
そもそもNISAという日本の制度を外国株への投資に使うのもどうかと思いますしね。
ーー日銀などの金融政策も気になるところです。中央銀行の動向については、どんな展望、イメージをお持ちですか?
12月に日銀が利上げをするのではないかというのが市場のコンセンサスです。すでに織り込まれていて実際に利上げがあったとしても大きな調整にはなりにくいでしょう。