森喜朗が激怒! 誰も責任を取らない警察の怠慢、無責任、無能さに国民はもううんざりだ…身内は死ぬ気で守る公務員

「これだけの事件なのにまだ誰も責任を取っていない」‥森喜朗氏の憤慨
安倍晋三元首相が参院選の応援演説中に銃撃され死去してから8月8日で1カ月。警察による検証が進められ、その背景とともに警備上の問題点が徐々に明らかになってきている。だが、これだけの重大事件にもかかわらず依然として誰も責任を取っておらず、政権・与党内からは批判も噴出する。なぜ元首相は襲われたのか。そこには、いくつもの「不幸」が浮かび上がる。
失意の底にある昭恵夫人は葬儀を終え、7月21日には安倍元首相が率いた自民党最大派閥「清和政策研究会」の会合で「遺志をしっかりと引き継いで欲しい」と要請した。吉田茂以来55年ぶりとなる「国葬」が9月27日に行われることが決まり、外国からの弔意メッセージも絶えない。衆目一致する後継会長を選ぶことができない安倍派の現状を見ても、憲政史上最長の長期政権を築いた安倍元首相の存在感は際立つ。
「これだけの事件だったのに、まだ誰も責任を取っていない。奈良県警本部長も警視総監も警察庁長官も、その上に立つ二之湯国家公安委員長も。本当は担当大臣は辞めなければならない」
清和政策研究会(現・安倍派)を長年牽引し、安倍氏の後見役としても影響力を持った森喜朗元首相は8月2日の読売新聞インタビューでこう語り、事件後1カ月を経ても誰も辞任していない状況に疑問を投げかけた。