タイプ別おすすめ取引 – コツコツ投資

コツコツ投資は、元本がなくなってしまうような激しい投資は出来ればしたくないけれど、収益もある程度は期待したい。コツコツと収益を積み立てていきたいという投資手法です。
リスクとリターンのバランスを取りながら、ある程度の収益を上げて、最終的にはしっかりと儲けたいという人におすすめ。儲かったら車を買うんだみたいな人には向いていませんが、うまくいけばちょっとおいしいものを食べに行こうかな位のつもりで投資すると、楽しく取引できると思います。
投資方法としては、ある程度のレバレッジをかけて、値動きと金利差(スワップポイント)両面から収益を確保するという取引。一回の取引を一日~一1週間ぐらいのスパンで考えて収益を取りに行きます。
目次
メリットはバランスのよさ
メリットはリスクを抑えることで一回の損失を限定し、取引を重ねることが出来ること。最初のうちは当然うまくいかないこともありますから、回数を重ねて取引の腕を磨きましょう。じっくりと相場に向かうことで、うまくいったとき、うまくいかなかったときの原因もわかりやすくなります。ごく短期の値動きは機関投資家などの大口の売り買いなどによる場合もあり、事前に予想しようのない勝ち負けが多々出てきます。そうした振幅を交えながら、相場は大きな方向性(トレンド)を作っていきます。瞬間の振幅ではなくそうしたトレンドに乗って儲けることが出来るようになると、収益がある程度安定してきます。
デメリットは管理のむずかしさ
デメリットはある程度の期間の投資を意識しているので、ポジションを持ちながらも、相場を見ることが出来ていない時間が生じること。寝ているときや、仕事中は相場を見るわけにはいきませんから、ストップロス注文などを利用して、リスクを限定しつつ、空いた時間で取引を行う必要があります。
また、ある程度ポジションを維持して、スワップポイントも併せて狙いたいため、高金利通貨の売りからのポジションを作りにくいという面もあります。
おすすめ通貨ペアはドル円

テレビなどで今日の外国為替相場は1ドル〇〇円といったニュースを見たことはありますよね?FX投資をしていない人でも、1ドルが今いくらぐらいなのかということがなんとなくわかっている通貨というのが大きいです。王道ですが、初心者でも馴染みやすいのでおすすめです。
リーマンショックの後、米国の金利が大きく下がり、日本同様にほとんど金利がつかないという時期もありましたが、2015年12月から米国は利上げ基調がスタートし、今では政策金利ベースで2.25%-2.50%と、オーストラリアやニュージーランドなどよりも高い金利水準となっており、スワップポイントもそれなりに期待できる通貨ペアになっています。
また、米国の政治状況、経済状況などの情報が取りやすく、投資のためだけでなく情報を取得しておいて損のないものというのも大きなポイントです。
ドル円を取引する際の4つポイント

1)重要な米国の経済指標を確認
米国は世界経済の中心だけに、米国が発表する経済指標によって相場は大きく変動することがあります。
特に押さえておきたいのが、雇用統計、小売売上高、消費者物価指数、ISM製造業景気指数、GDPの5指標。こうした指標の発表スケジュールを事前に確認して、取引に生かします。過去の発表と値動きの状況などを発表前に調べておいて、今後に備えたり、重要な指標が出る前にはいったんポジションを整理したりするとより良いです。
2)トランプさんには要注意
キーパーソンの発言に気を付けましょう。米国の政治家、中央銀行にあたるFRBの関係者の中には、発言内容一つで相場の雰囲気を一変させるような人もいます。
まずは何といってもトランプ大統領。従来大統領が為替相場の動向などを発言するケースはあまりなかったのですが、トランプ大統領はガンガン発言(もしくはツイート)してきます。FRBの専管事項である金融政策についてもどんどん発言しますし、議会との対立の結果長期の連邦政府閉鎖を引き起こすなど、予想のつかない事態を招くことがあり、そのたびに相場は右往左往しますので、どんな発言をしたのかなどを注意しておくといいでしょう。英語ではありますが、ツイッターもフォローしておいて、どんな発言をしたか確認するのもいい方法です。
続いてはパウエルFRB議長です。米国の金融政策を担うFRBのトップとして、相場への影響力はかなり大きなものになっています。政策金利の変化やバランスシートの調整などの金融政策動向は相場の大きな流れを呼びますので、発言内容に要注意。最初のうちはFXサイトやFX取引業者の情報画面で、相場のレビューなどをみて、発言がどのように相場に影響するのかを確認しておくといいと思います。
3)日本の状況はほとんど気にしなくていい
日本の要人発言、経済指標結果、ニュースなどが相場に影響するケースはあまり多くありません。もちろん、大きな災害などは相場にも影響しますし、政権交代などが起これば話は別です。ただ、普段の政治や経済のニュースが為替市場に与える影響は小さいですから、それほど気にしなくても大丈夫です。
4)最初は買いからの取引機会を意識
スワップポイントは金利の高い通貨を買って、金利の低い通貨を売った場合に受け取り、逆だと支払いになります。米国の金利は今やそれなりに高いですから、1週間持ち続けるというケースではなかなか馬鹿にできない額になります。
とはいえ、値動きによる収益のほうが大きいケースがほとんどですから、慣れれば売りからもうまくはいれるようになりますが、最初のうちは買いから入って相場に慣れましょう。少額でも毎日収益が獲得できると、相場を見るときの余裕につながってうまくいくことが多いです
一目均衡表と移動平均線で数日から1週間のトレンドを把握

コツコツ型の取引でおすすめするのが一目均衡表と日足での短期・中期の移動平均線です。
この型の取引で一番大事なのが、数日から1週間ぐらいのトレンドを把握すること。移動平均線と一目均衡表で相場のどちらを向いているのかをしっかりと把握します。
また、ある程度ポジションを保持するために大事なポイントとして、どの水準に利益確定とストップロスの注文を置くのかということが挙げられます。特にストップロス注文は確実に置く癖を付けないと、大きな損につながりますので、常に心がけるようにしましょう。ポイントを見極めるのに一目均衡表と移動平均線はかなり役に立ちます。とくに一目均衡表の雲が現水準に近いときに雲をしっかり抜けるとストップ。手前で利益確定などの使い方が有効に働くケースがありますので、しっかりと確認しておきましょう。移動平均線に関しては、普段の取引では5分足や時間足といったスパンで使うケースがほとんどですが、ストップのポイントとして21日線の下などといった使い方を工夫してみてください。
ドル円相場は今後どっちにむかうのか
米中を中心とした貿易問題、メキシコとの国境問題など、話題に欠かないトランプ政権ですが、米国の経済自体は好調です。欧州、日本などの経済が底堅いとはいえどうにも冴えない中で、米経済は好調を維持。お金というのは儲かるところに集まりますから、景気がいい国にはお金が集まっていきます。日本が米国以上に好景気になるという予想は立てにくいこともあり、基本はドル高円安となりそうです。
あまりドル高円安が進むと、米国にとっては貿易に不利ということもあり、けん制姿勢が強まりそうですが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的な状況)の違いが中長期の相場に与える影響はかなり大きいですから、流れを崩すのは難しいとみています。
来年の大統領選に向けた動きが強まると、貿易がらみでドル高牽制が強まる可能性もありますが、今年のうちはある程度は抑えられる可能性が高そう。
ドル円の夏までのターゲットは115円。年内のターゲットは117円を意識しています。
FX各社の米ドル円の取引情報
会社名 |
スプレッド |
買スワップ |
取引単位 |
リンク |
0.0pips |
1円 |
100通貨 |
||
0.2pips |
10円 |
10,000通貨 |
||
0.2pips |
8円 |
10,000通貨 |
||
0.2pips |
7円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
6円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
5円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
5円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
4円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
3円 |
1,000通貨 |
||
0.2pips |
2円 |
1,000通貨 |
||
0.3pips |
9円 |
1,000通貨 |
||
0.3pips |
3円 |
1,000通貨 |
||
1.0pips |
0円 |
1,000通貨 |
||
0.1〜7.8pips |
7円 |
1通貨 |