通貨の種類と初心者向き通貨ペア みんかぶ編集室 2022.07.13 (2022.06.23公開) FX入門知識 FXで取引する際に選択する2国の通貨の事を指します。例えば「ドル円」を取引する場合、ドルを買って円を売る。もしくはドルを売って円を買うという事になります。 目次通貨ペアは大きく二つに分けられる通貨ペアの時間軸による特徴おすすめ通貨ペアスワップ狙い通貨ペア 通貨ペアは大きく二つに分けられる 通貨ペアは二つに分けられ、メジャーな通貨ペアとマイナーな通貨ペアに分けることができます。メジャーな通貨ペアは国内や海外ともに取引量が多く馴染みのある通貨ペアと言えます。 メジャーな通貨ペアをさらに細かく分けていくとすると「ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」「豪ドル円」などの円絡みの通貨ペア。ドル円を除くこれらは「クロス円(円絡みの通貨ペア)」と呼ばれます。 次に、「ユーロドル」「ポンドドル」「豪ドル米ドル」などのこれらの通貨ペアは「ドルストレート(ドル絡みの通貨ペア)」と呼ばれます。 ドル円、クロス円やドルストレートは日本や海外でも取引されるためメジャーな通貨ペアとなっております。 またマイナーな通貨ペアとは、例えばトルコリラや南アフリカランドなどの、金利は高いものの、市場での取引量が少ないため値動きの変動が大きくリスクが高くなっている通貨と円やドルの組み合わせを指します。またマイナーな通貨同士での取引ができる業者があまりないため、円やドルなどとの通貨ペアで取引されています。 通貨ペアの時間軸による特徴 ドル円やクロス円は、東京市場において円の取引が活発に行われるため流動性が多くなり、よく動く時間帯になります。「ドル円」は「ユーロドル」に次いで取引量の多い通貨ペアになるので国内FX業者ではドル円のスプレッドが狭く有利に取引できます。 ドルストレートは、東京時間よりも欧州時間、またはニューヨーク時間において取引量が多くなります。「ユーロドル」「ポンドドル」などがよく動く時間帯になります。 おすすめ通貨ペア 「ドル円」「ユーロドル」は国内、海外ともに取引数量が多いためスプレッドも狭く流動性が安定した取引を行うことができます。またチャートの性質を利用したテクニカル分析では値動きが比較的安定していてテクニカル分析が機能しやすく、各国の経済や政治を扱うファンダメンタル分析では新聞やニュースなどで情報が取りやすいので取引がしやすくなります。「ドル円」「ユーロドル」は二つの分析でどちらを使っても取引しやすいため初心者の方におすすめしたい通貨ペアになります。 スワップ狙い通貨ペア スワップとは2国の金利差による利益で、日本円のような低金利通貨とオーストラリアドル、トルコリラ、南アフリカランドなどの高金利通貨による組み合わせでスワップ目的とした取引のことを指します。こちらは人気があるので国内でもそれらの通貨ペアを取り扱っている業者が多くサービスが充実しているところが多いです。