Love Juice、飲む?…ルポ「錦糸町フィリピンパブ英語留学」彼女たちとの交わりで手に入れた一番大事なこと

英語を真剣に学びたい。しかし本気になればなるほど、お金がかかってしまう……。だったら、フィリピンパブに通ってみたらどうか。みんかぶプレミアム特集「非ネイティブの最適『英語術』」第7回はライターの藤中一平氏のルポを掲載する。「少なくとも英語が話せる気になれる」。それって英語に異様な抵抗感を持つ日本人にとって一番大切なことでは――。
英語を学ぶために錦糸町のフィリピンパブにいってみた
「錦糸町のフィリピンパブで英語は学べるのかどうか、週末に取材してきてもらえませんか?」
木曜日の夜、編集部から突然連絡がきた。非ネイティブの最適「英語術」という特集の一部として記事を配信するそうだが、なぜフィリピンパブ(以下、ピンパブ)で英語を学ばなければならないのだろうか。
英語を学ぶ方法として私がすぐに思いつくものは、下記ぐらいである。
- 英語が話せる友人に教えてもらう
- 英会話スクール
- オンライン英会話
- 言語交換を目的としたマッチングアプリを利用する
- ワーキングホリデーなどの英語圏への語学留学
- フィリピン短期英語留学
欧米などの英語圏へ語学留学するのに比べ費用が安く済むという理由で、フィリピンへの短期英語留学が一時期ブームになっていたのを思い出しハッとした。ピンパブに行けば、現地の語学学校に行くまでもなく、手軽に語学留学気分を味わえるのではないだろうか。その是非を取材してこいということか。
酒の入ったグラスを片手にフィリピーナとしっぽり英会話。良いではないか。その上原稿料までいただける。なんて良い仕事なのだろうか。そのような下心を携え、私は勇んで夜の錦糸町の繁華街に降り立ったのであった。