山をタダでもらって億を稼ぐ!山投資の始め方…キャンプ場や筍掘りなど活用法は無限大「再現性高く、誰でもOK」

キャンプブームの高まりで、山を購入する人が増えてきている。そんな中、無料でもらった山を保有、売却して億単位の利益を稼ぎ出す「山投資家」がいる。『一生お金に困らない山投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)の著者で不動産投資家の永野彰一氏だ。
山をたくさん保有していることから「山王(やまおう)」とも呼ばれる永野氏に、山投資で億を稼ぐ方法を聞かせていただいた。みんかぶプレミアム特集「バカ正直不動産」第6回。
目次
「山がお金になるんだ!」と気づき山投資を開始
もともと不動産投資をしていた私が山投資を始めたきっかけは、戸建てを買う際に山を一緒に引き取れば安くしてくれる、という提案からでした。今では戸建て200件以上、軍用地も含めてさまざまな不動産投資をしています。あくまでも山投資は、その中で出会った1つの手法です。最初は、「家が安くなるなら」ということで1つ目の山を戸建てと一緒に購入しました。あとでわかったことですが、地方の物件に山がついてくることはそこまで珍しくありません。
そこで「山を引き取ることがお金になるんだ」と気づいたんです。
山の評価額が30万円未満であれば税金はかかりません。さらにその後、電柱が1本あるごとに1500円もらえることがわかりました。そのため、山を引き取ることは単に戸建てを安くするための手段としてだけではなく、インカムゲインをもらうための方法にもなることがわかったのです。
山をどんどん所有していった結果、今では私のところに「山を引き取ってくれませんか?」という依頼が向こうから来るようになり、逆に私がお金をもらって山を引き取ることもあるくらいです。