ザ・ノンフィクションの敏腕婚活アドバイザー「親離れできない大人が増えている」…結婚できる人たちの共通点とは

社会の形が変わりつつあるいまも、「結婚はまだ?」「子どもはまだ?」といった質問が飛び交っている。結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸氏は、結婚したい男女をサポートする立場ではありながら、「そんな世間の声は気にする必要がない」と話す。結婚する人にもしない人にも必要な覚悟と、そのうえで結婚できる人に多くみられる共通点について、植草氏にうかがった。
目次
社会の声をはねのけよう
結婚で重要なのは、結婚により自分が希望する未来を達成できるかどうかです。「叶えられる範疇の中で」との前提はつきますが、その希望を妥協してしまった結婚は、とても「幸せな結婚」とはいえないでしょう。
結婚は、いまよりもより良い状態に進むために行うものです。「まだ結婚しないの」「子どもを産んではじめて一人前」…。世間の人は勝手気ままに言いたいことを言います。しかし、自分の思いが叶わないのであれば、親の意向や世間体といったもののために無理して結婚する必要はどこにもありません。
もちろん正直にいえば、とくに子どもをほしいと思っている女性については、年齢的な制限があることも事実です。ですがそれを除けば、自分が「いま結婚したい」と思ったときが結婚適齢期。それがたとえ40歳でも50歳でも、そこで結婚すればいいのです。