港区教育ママ・パパだけが知る、謎多き医学部受験専門塾リスト…トップ医学部合格者たちしか知らない謎の塾とは「マッサージサービスも提供されます」

文部科学省「令和3年(2021年)度子供の学習費調査」によると、年間の学習塾費の平均は、公立中35.6万円、私立中32.6万円、公立高校36.3万円、私立高校44.7万円だという。
他方、医学部受験の世界はまるで別世界である。教育投資ジャーナリストの戦記氏は「医学部受験塾は、年間500万円以上の塾代がかかることも珍しくありません。一部のトップ医学部合格者しか知らない専門塾もたくさんあります」と語る。謎多き医学部受験塾の世界について、戦記氏が迫ったーー。みんかぶプレミアム特集「医学部合格 最短・楽勝ルート」第4回。
目次
実態が見えづらい、謎多き医学部受験の世界
教育投資ジャーナリストの戦記(@SenkiWork)と申します。
加熱する中学受験の世界のリアルを追っていると、「中学受験のその後の世界」について、SNS上の著名人と議論することが増えてきました。結論として、世の中の教育熱心層の関心ごとは概ね次の4点に集約されるように思います。
第一に、海外大学受験を視野に入れるのか否か。第二に、医学部受験を視野に入れるのか否か。第三に、高い給与所得とグローバルで働ける可能性が期待可能なコンピュータサイエンス(「CS: Computer Science」と略されることが多い)系の進路を視野に入れるのか否か。そして、第四が、それ以外の道としての東大受験を視野に入れるのか否か。
この思考順序で考えることが多いようなのですが、この中で最もルートが見え辛いのが、「医学部受験」の世界だと思います。