中学受験「とりあえずSAPIXはなぜ間違いなのか」…子どものパターン別!4大塾の正しい選び方「開成生の7割が通ったのは…」

中学受験を考える家庭にとって最初の難問は、「わが子をどの塾に通わせるか」だ。
関東の場合、まず選択肢に入るのが「サピックス」「日能研」「早稲田アカデミー」「四谷大塚」の大手4社だろう。
同じ中学受験の大手塾でありながら、これらの塾の特徴は大きく異なる。
わが子にあった塾選びをしないと、成績が伸び悩んだり、受験を途中で諦めざるを得なくなったりしてしまうこともある。
近所にあるから、友達が通っているから、といった安易な理由で決めてしまうのは、子供の進学を考えるうえでなんとしても避けたい。
今回は中学受験の大手塾の特徴と選び方についてYouTubeチャンネル「ホンネで中学受験」発起人であり、個別指導塾Growy代表でもあるユウシン氏に語っていただいた。みんかぶプレミアム特集「中学受験『黄金』ルート」第4回。
目次
開成生の約7割がサピックス出身…御三家の実績は圧倒的
まず4大塾の特徴を押さえておきましょう。
1、サピックス
サピックスの特徴は何と言っても難関校への圧倒的な合格実績です。
特に御三家と呼ばれる開成・麻布・武蔵の合格実績は圧倒的です。開成は合格者416人のうち約70%弱がサピックス生と言われています。