この記事はみんかぶプレミアム会員限定です

成果は出すがなぜか出世しない“自己チュー社員”が気づいていない根本的問題…「この資料僕がやりました!」の報告は必要か

(c) AdobeStock

 新卒でP&Gに入社し、その後、外資系企業でマーケティングなどを手掛け独立。現在は、作家として『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』などの著書を執筆するほか、就活、婚活などの領域で様々な企画運営や、記事作成を行う編集プロダクションの経営者でもあるトイアンナ(新著に『えらくならずにお金がほしい』(大和書房))。一方、外資系のIT企業に入社後、現在はJTC(伝統的日本企業、Japanese Traditional Company)で働きながら、ネット上で多くの悩める会社員たちの声に、キレ味抜群のアドバイスと経験知を提供し続けるぱぴこ。実は旧知の仲だという二人の対談が実現したーー。

目次

社内政治=上司に気に入られる、ではない

トイアンナ まずは手堅いテーマでいきましょう。ぱぴこさんは会社組織の中で生き延びた人、対して、私は会社組織の中で生き延びるのを諦めて起業にいった人なんです。ぱぴこさんに対談のお相手としてご依頼をさせて頂いた時に、「会社組織の中で生き延びるために大事なポイント」という観点で話したら面白いよね、という話になりまして。今回はまず「社内政治のルール」について話していこうかと思います。早速、重たいテーマですね(笑)。

ぱぴこ 確かに(笑)。今回のトイアンナさんの書籍でも重要なトピックの一つが管理職になる前、30代の間のキャリア構築のための社内政治ですね。

トイアンナ そもそも社内政治って一言で言うけど、それって上司に好かれることじゃないですよね?

ぱぴこ そうですね。まあ、社内政治って一口に言っても、「それを攻略する方法が分かってたら苦労しねえよ」みたいな話はありますよね(笑)。また、いわゆる社内政治が本当にクリティカルになるのはある程度職域が上がってから。若手だとあまり関係ないのが正直なところです。若い時は目の前の仕事をきちんとまずきちんとやってくださいという話ではないかなと。

 そういった前提を共有したうえで、日本の会社さんと外資系の会社では結構スキームが違っていて。私は新卒から外資系の会社に行ったんです。外資系って比較的、ジョブが分かれていて、その組織に対して何をしたらタイトルが上がっていくかが設計されている。

数字・成果は出すけど、協調性ない人は出世できるのか

今すぐ無料トライアルで続きを読もう
著名な投資家・経営者の独占インタビュー・寄稿が多数
マネーだけでなく介護・教育・不動産など厳選記事が全て読み放題

    この記事はいかがでしたか?
    感想を一言!

この記事の著者

ライフ・その他カテゴリーの最新記事

その他金融商品・関連サイト

ご注意

【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。

みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の売買予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。SNS機能では『ブログ』や『掲示板』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしてみるのもオススメです!

関連リンク
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.