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2025年版「彼氏が勤めていたら嬉しい企業ランキングトップ100」を発表!トヨタ、三菱商事、味の素…モテモテ企業ナンバーワンはどこだ

(c) AdobeStock

 もし、あなたの彼氏がどの会社にいたら嬉しいだろうか? みんかぶでは、「彼氏が勤めていたら嬉しい企業ランキングトップ100」を独自に調査した。現代の女性300名が選んだ、モテる企業とはどこなのか。ランキング結果を見て、ライターのトイアンナ氏が「いまモテる企業の条件」を考察するーー。みんかぶプレミアム特集「最強モテ術大全」第8回。

目次

「安定していそうな企業」がランクインする一方、実際の売上や待遇は……

 モテる企業ランキングでは「安定している」企業がランクインするのではなく、「なんとなく安定していそうな企業」がランクインする傾向がある。また、外資系企業は一般的に回避されやすい。時価総額や年収だけで考えれば、GoogleやApple、 Amazon、 Microsoftなどはトップに入ってもおかしくない。だが、実際のモテる企業ランキングの結果を見るとに、「日本ブランド」への信頼が厚かった。

 また、商社勤めの彼氏を持つということは、十中八九海外転勤に同行する人生を意味する。駐在員の妻になりたい人間がそこまで多いとは思えないが、現在でも「駐妻」に憧れる層がいるのだろうか。アンケートだから、ということも関係しているだろうが、あまりリアリティをもって「実際に彼女になる」ことを捉えられているとは思えない。 

IT企業の少なさが目立つ

 また、生成AIを含めIT革命が続く昨今においてすら、モテる企業ランキングのセクターにIT業界が15%しか存在しないことも注目に値する。しかも、上位にはNEC、NTTデータや富士通など「古き良き日本企業」に集中している。OpenAIやディスコなど、より手堅く成長を続けるIT企業の知名度が限定されることに、危機意識を覚えなくもない。

凋落する広告代理店・テレビ局と、存在感を増すデベロッパー

 また、かつてはこういったランキングで上位を占めていたテレビ局や広告代理店がすっかり姿を消していることにも驚かされる。電通・博報堂といえばモテの代名詞ともいえる企業群であったが、現在は「自慢したくなる企業」とは言えないわけだ。

 テレビ局は「フジテレビ騒動」から一転して、就活の入りたい企業ランキングでもがくんと順位を落としている。モテの観点から見ても、テレビ局に勤めている彼を自慢したい、という層は減っているのだろう。

 逆に存在感を増しているのがデベロッパーだ。三井不動産、住友不動産はいずれもトップ100にランクインした。デベロッパーは都心部の開発を中心に行う巨大不動産企業だが、地方での知名度はそこまで高くない。全国を対象にした調査であるにもかかわらず「彼氏が勤めていたら嬉しい企業」としての人気を集めていることが不思議とすらいえる。

コンサル業界は「モテ」の世界から消えたのか

 また、以前は必ずと言っていいほどランクインしていたコンサルティングファームが、リストからほとんど消えた。広い意味では野村総研やリクルートが含まれる程度であろうか。それよりも金融、メーカー、製薬、食品業界のモテ具合が目立ち、全般的に不景気に耐えられる企業が人気を集めていることがわかる。

 このような状況を総括すると、現在の女性は不景気を実感しており、景気後退においても耐えうる業界の社員を彼氏にしたいと考えていると思われる。自由記入欄でも「警察官、自衛官、公務員」を彼氏にしたいと記入した方が目立ったこともあり、2025年の女性は景気後退に備え、より堅実な彼氏を探しているのかもしれない。

彼氏が勤めていたら嬉しい企業ランキングトップ30 結果発表

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この記事の著者
トイアンナ

PAX株式会社代表/ライター。外資系企業のマーケティング職として約6年間勤務し、フリーライターとして独立。恋愛とキャリアを中心に執筆しており、書籍に『モテたいわけではないのだが(イースト・プレス)』『確実内定(‎KADOKAWA)』『やっぱり結婚しなきゃ!と思ったら読む本(河出書房新社)』など。

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