コツコツFIREを達成した個人投資家の「イチオシ&要注意銘柄15」と暴落時に”平常心を保つ”方法

本稿で紹介する個別銘柄:BHP(豪州、BHP・ADR)、リオ・ティント(英国、RIO・ADR)、ヴァーレ(ブラジル、VALE・ADR)、サザン・コッパー(米国、SCCO)、ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ(チリ、SQM・ADR)、ディア(米国、DE)、コルテバ(米国、CTVA)、ゾエティス(米国、ZTS)、ASML(オランド、ASML・ADR)、ユナイテッドヘルス(米国、UNH)、NTT(9432)、メタ(米国、META)、JT(2914)、花王(4452)
投資歴24年、2020年に47歳で見事にFIREを達成し、Twitterでも大人気の個人投資家、おけいどん(桶井道)さん。投資の種銭づくりから始め、仕事をやりながら1億円超の資産を築くことに成功した。みんかぶプレミアム特集「投資で爆速3000万&魅惑の銘柄28」第5回では、彼の投資ルールといま注目する15銘柄を聞いたーー。
目次
FIREによって劇的に変わった人生‥好きな仕事だけを好きなだけできる充実した毎日
3年前、私がFIREを決断することができたのは、もちろん、お金の不安がなくなったという前提があります。資産が1億円を超え、年間配当も手取りで120万円になっていたので、退職して生活に困窮することはないだろうと。あとは会社員としての人生に、自分の中でやり遂げたという達成感があったことも決断を後押ししました。20代のときには従業員数千人の中で営業成績1位にもなりましたし、40代になってからもS&P500に数えられるようなアメリカの大企業2社との単独で取引に成功したり、本業でも胸を張れる成果を残すことができたので、後悔せずに会社員生活にピリオドを打つことができたのです。
家族の理解を得られたということも重要でした。実は自営業を営む父の体調が悪化し、退職後に父に代わって代表代行になり、業務を遂行しつつも、同業他社に事業務を引き継ぎ、円滑に廃業に導くことができたのです。サラリーマンを続けていたら難しかったと思います。