1円で買った地方の空き家を”金のなる木”に変える方法「誰もがチャンスを掴める」

数百軒もの家を持ち、家賃収入を得ながら多拠点生活を行っている投資家で事業家の永野彰一氏。30代前半にして億を超える保有資産を持つ永野氏が行う家投資の特徴は、「安い家」を狙って購入している点にある。「1円で家が買える時代」の家投資とは――。全3回中の1回目。
※本稿は永野彰一著『一生お金に困らない家投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)から抜粋・編集したものです。
第2回:「家は1円で買いなさい」脅威の利回り80%!地方の爆安物件投資の衝撃的カラクリ
第3回:価格1円の築古物件から家賃収入4.5万円を生む…「空き家バンク」等に眠る超お宝たち
1円で家が買える時代がやってきた
家投資とは、自分が住むための家を格安の値段で手に入れ、その数を増やしていくことで、夢のような多拠点生活を可能にする投資術です。手に入れた複数の家は別荘として使えるだけでなく、人に貸すことによって、そこから家賃収入を得ることができます。
僕が考える家投資は「複数」の家を持つことを基本にしています。なぜ複数の家が持てるのかといえば、空き家の値段が下がっているからです。
空き家とは、誰も買わない、誰も借り手がない家のことです。その多くは日本社会の高齢化が進み、遺産相続によって、子供や孫が所有しているものですが、彼らは相続した家を少しでも高く売りたい、できるだけ高く貸したいと考えがちです。
その結果、誰も住まない家が全国各地に急増して、近隣への悪影響などを含めて、社会問題化しているのです。全国の空き家となった物件は、大幅な値段の下落を余儀なくされており、5万円とか10万円という、ちょっと無理をすれば手の届く金額で売られている家は普通にあります。