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これが最終回答。投資歴24年・FIREベテラン投資家「今私がポジションを縮小させているワケ」2024年株式相場のシナリオ「新規エントリー機会、ほぼない」

「シケモク投資」とは、市場が低迷している時に見落とされがちな株を購入し、市場回復時の価値上昇を狙う投資戦略だ。

 しかしコロナショック以降、日本の株式市場が右肩上がりで推移しているため、この戦略が真価を発揮するのは難しい状況にある。

 みんかぶマガジンが今回フィーチャーするのは、シケモク投資で24年もの投資経験を誇るシケモク投資家氏(X:@GreatPapaInvest)。2022年にはFIREを達成したベテラン投資家だが、現在の株式市場に対してどのような見通しを持っているのか。

 みんかぶプレミアム特集「1ドル200円時代のサバイバル」第6回はシケモク投資のプロが見る、2024年株式相場のシナリオ」ーー。

目次

Xの投稿が相場を動かしつつある?

ーーまず、日本の株式相場における展望についてお聞かせください。

 正直なところ、私が行う個別株のバリュー投資において、市場全体の動向にはそれほど関心がありません。

 確かに、相場の展望や予測で利益を得ている個人投資家もいるでしょうが、そうした予測はたいてい当たりません。それこそ「日経平均がどう動くか」を正確に予想できる人はまずいませんよね。

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この記事の著者
シケモク投資家

投資歴24年、元大手日本国内企業社員。2022年に退職し、FIRE達成。配当がある程度高く、かつ、下値不安の少ない不人気な低PBR株(シケモク株)を中心に10銘柄程度に集中投資(上位5銘柄に70%以上)を行う。レバレッジ活用&売却益年+20%程度。(X:@GreatPapaInvest)

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