「極貧生活→資産35億円」のニート投資家が語る“人生逆転マニュアル”の全貌 お金が勝手に増えてしまうヤバい行動戦略…小金持ちと資産数十億円の大金持ちとの決定的違い

総資産35億円を誇る「成金ニート」、マサニー氏。児童養護施設で育ち、食費月1万円という極貧生活を経て、一代で莫大な富を築いた異色の投資家だ。働かずとも資産は増え続け、最近では総額1,000万円を投じた南極旅行で「究極の体験」を楽しんだという。
自身の経験から、同氏は資産1億円を超える「億り人」になるのに特別な才能や強運は不要であり、方法論さえ間違えなければ努力の継続だけで到達できると話す。貧乏を抜け出すための絶対条件から、富裕層に成り上がるための実践的な投資論まで、資産形成のリアルな戦略を赤裸々に語ってもらった。みんかぶプレミアム特集「格差社会サバイバル」第1回。
目次
働かなくても総資産が35億円に お金が勝手に増えてしまうヤバい行動戦略
こんにちは、総資産35億円の「成金ニート」、マサニーです。
X(旧Twitter)では「100歳までに資産を使い切る」と公言し、日々の散財や投資について発信していますが、ありがたいことに最近また資産が増えてしまいました(笑)。人生は本当にままならないものですね。
さて、きょうは最近している贅沢のことや、お金持ちになれる人となれない人の違い、そして貧乏から抜け出す方法について、お話ししていきたいと思います。
極貧生活→資産35億円を可能にした「人生逆転の全手法」とは
僕自身、児童養護施設で育ち、養父母の元では世帯年収300万円ほどの決して裕福とは言えない暮らしを経験しました。社会人になってからは、食費月1万円の極貧生活で必死に貯めた5,000万円を元手に、スタートアップ投資という大博打に出て、幸運にも今の資産を築くことができました。
そんな僕だからこそ語れる「お金のリアル」があると思っています。貧乏も、小金持ちも、そしてありがたいことに大金持ちの世界も少しだけ垣間見ることができた僕の経験が、皆さんの人生のヒントになれば幸いです。
貧乏人はモノを買い、金持ちは「〇〇」を買う
最近で一番贅沢したことは何かと考えたとき、真っ先に思い浮かんだのは高級時計でも豪邸でもなく、ある「旅」の経験でした。それは、総額1,000万円をかけた南極旅行です。
日本から飛行機を乗り継ぎ、約40時間かけてアルゼンチンへ。そこからさらに船に揺られること2日間。片道だけで実に4日もかかる、文字通り地球の裏側への旅でした。
なぜ、そんな時間とお金をかけてまで南極へ行ったのか。それは、そこでしかできない「究極の体験」をしたかったからです。
金持ちだけが知っている…「非日常」に隠された効能
そのハイライトが、南極の氷山を眺めながら入るサウナ体験。真っ白な氷の世界に設置されたサウナで汗を流し、火照りきった体で、氷点下の南極の海へダイビングするんです。凍えるような海から上がった後に飲む、キンキンに冷えたウォッカの一杯。これがもう、言葉にできないほどの快感で……。「世界最強に整った」と、本気で思いました。
ほかにも、ヘリコプターで広大な南極大陸を上から眺めたり、自分でカヌーを漕いで巨大なクジラを間近で観察したり、各国の南極基地を巡ったりと、まさに非日常の連続でした。
世界の富裕層に共通する「究極の価値観」なぜ貧乏人は一生搾取され続けるのか
このツアーに参加していたのは、当然ながら全員が富裕層。僕以外に日本人はいませんでした。中国系や南米の富裕層がほとんどで、彼らと話していても、やはり「経験」に対する価値観が共通していると感じました。
もちろん、僕もFIREした当初は浮かれて、フェラーリを買ったり、一着150万円もする高級ブランドのコートに手を出したりしました。でも、そういった「モノ」から得られる満足感は、手に入れた瞬間がピークで、時間とともに薄れていきました。
本物の富裕層は〇〇を買わない…人生を豊かにする逆転の発想法
一方で、南極で見た景色や、氷の海に飛び込んだときの衝撃、アフリカのサバンナで見た野生のライオンの迫力、沖縄のプライベートヴィラのプールに一人でぷかぷか浮かんでいた時間。そういった「経験」は、色褪せることのない鮮やかな思い出として、僕の中にずっと残っています。
だから、今の僕にとって、6億円以上出して買った家でさえ、豪華な暮らしのためというよりは「賃貸の入居審査に落ちたから仕方なく買った、荷物置き場」という感覚です。どうせ毎月のように海外へ、毎週のように国内へ旅に出ているので、家にいる時間なんてほとんどありませんからね。
本物の富裕層は、モノよりも経験にお金を使う。これは、僕が資産を築いてから学んだ、最も重要な真理のひとつかもしれません。
資産1億円はちょっとした「努力」だけで誰でも到達できる
さて、そんな贅沢な旅の話をすると、「マサニーさんだからできるんでしょ」と思われるかもしれません。確かに、1,000万円の旅行は誰にでもできることではありません。
しかし、僕が断言したいのは、資産1億円、あるいは2億円くらいの「小金持ち」になるのであれば、特別な才能も、強運も必要ないということです。そこまでは、ただひたすらの「努力」だけで到達できます。