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マンション価格高騰でも「勝ち組」になるための物件選び戦略を業界人が伝授 資産価値で損しない人が知っている究極の“出口戦略”とは

(c) AdobeStock

 都内マンション価格は高騰を続け、「もはや一般的なサラリーマンには手が届かない」という論調がメディアを賑わせている。しかし、YouTubeチャンネル「内見ゴリラの持ち家ジャパン」を株式会社ゴリラマウンテンと共同運営する不動産会社経営者・寺尾祥之氏は「明確な戦略さえあれば、資産価値の高い物件を購入し、勝ち組になることは十分に可能だ」と語る。

 資産価値が落ちない物件の具体的な見極め方から、プロが注目するコストパフォーマンスに優れた都内の穴場エリアまで、後悔しないマンション購入の極意を同氏に余すところなく解説していただいた。全5回の第1回。

目次

価格高騰でも「勝ち組」になるためのマンション物件選び

 こんにちは。YouTubeチャンネル「内見ゴリラの持ち家ジャパン」や「内見ゴリラの珍賃貸」を共同運営している、株式会社ゴリラ不動産の寺尾祥之です。

 新卒で不動産業界に飛び込み、その後、全くの異業種であるYouTubeをメイン事業とする会社への転職も経験するなど、少し変わったキャリアを歩んできました。現在は独立し、YouTubeチャンネルを情報発信の起点としながら、不動産売買の仲介業などを手がけています。

 さて、昨今「都内のマンション価格が高騰している」というニュースを耳にしない日はないでしょう。メディアでは「都心部の平均価格がバブル期を超えた」「資材高騰と円安のダブルパンチで、もはや一般的なサラリーマンには手が届かない」といった言説が盛んに報じられています。

「資産価値が落ちないマンション」の探し方を伝授

 しかし、今のような市況であっても、一般的なサラリーマンの方が賢く、そして将来にわたって価値が落ちにくい、資産性の優れたマンションを購入することは十分に可能です。ただし、それには闇雲に物件を探すのではなく、明確な羅針盤となる「戦略」が必要になります。

 今回の連載記事では、私がこれまで不動産業界で培ってきた知識と経験をもとに、物件購入における根本的な考え方から、具体的な物件やエリアの選定方法まで、余すところなくお伝えしていきたいと考えています。首都圏でマンション購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

資産価値で損しないための“出口戦略”とは

 賢いマンション購入戦略の根幹をなし、全ての判断基準となる最も重要なマインドセットがあります。それは、「買うことよりも、売ること(出口)の目線を常に持つこと」に他なりません。

 多くの方が、マンション購入を検討する際、どうしても目の前のことに意識が向きがちです。「自分たちのライフスタイルに合っているか」「今の家賃と比べて月々の支払いはどうか」「そもそも、この物件のローン審査は通るのか」といった、「入口」の部分ばかりを考えてしまうのです。もちろん、それらは住まいを選ぶ上で大切な要素ですが、資産形成という観点から見れば、それらは二次的、三次的な問題に過ぎません。

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この記事の著者
寺尾祥之

宅地建物取引士/株式会社ゴリラ不動産 代表 不動産業界歴7年。新卒で不動産ベンチャー企業に入社し、不動産売買を中心に100件以上の取引に携わる。 その後、YouTube制作会社で登録者100万人超のトップYouTuberの動画制作ノウハウを習得。 独立後は「不動産 × YouTube」の強みを生かし、エンタメチャンネル「内見ゴリラの珍賃貸」を共同スタート。チャンネル登録者は10万人を突破。 現在は株式会社ゴリラ不動産の代表として、物件の本質を伝えることを軸に、誠実で透明性の高い不動産サービスを提供している。

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