河村たかし「名古屋市役所給与カットについて」…議員をボランティアに!増税政治家が年収3億ふざけんな

国会議員の特権に批判が集まって久しい。だが、それらは一向に剥奪される気配はない。そんな状態への批判を身をもって示しているのが名古屋市の河村たかし市長だ。クリーンイメージを打ち出す維新の大阪市長の年収約1700万円に対して、彼の年収はなんと800万円。政令指定都市の首長としては、断トツの最下位だ。河村市長直撃インタビューの第2回では、国会議員の特権をぶった切ってもらった。
1200万円の文通費、700万円超の立法事務費…国会議員の総収入は、年収3億円に相当
国会議員の特権とは具体的にどのようなものなのか。議員になると、公設秘書が3人まで無料、千代田区で駅徒歩1分の一等地にあり最低でも月100万円する議員会館の事務所も無料、パソコンは3台支給、ネットも無料。国会図書館のリサーチャーを無料で使いたい放題、JRや新幹線は無料パス。グリーン車も無料。飛行機代も支給される。
約2150万円の歳費(給与)とは別に、1200万円の文通費、780万円の立法事務費、3000万円分の政党助成金もある。また衆参合わせて203台の公用車もある。すべてを足すと、国会議員は1人で年間2億円ももらっている計算になり、さらに、政治資金パーティで集めた収入も懐に入る計算だ。年収に換算すると3億円にはなる可能性がある。こんな状況を河村市長はどう見ているのか。
岸田親子の権力世襲は「共産主義国家」だ…国会議員の家業化が民主主義を破壊する
──政治家の特権への批判が高まっています。増税、増税と国民負担を増やし続ける岸田文雄首相は、息子の翔太郎氏を首相秘書官に抜擢(ばってき)し、外遊先で高級ファッションブランド「アルマーニ」のネクタイを買ったり、観光地に公用車で乗り付けるなど、大きな批判を浴びています。さらに親しい異性の記者に、官邸内での情報を漏洩しているのではないかと疑いを持たれ、他方、何かで活躍しているという話も耳にしません。しかし、岸田首相が政治家を引退すれば、おそらく家業である衆議院議員を、翔太郎氏が継ぐことは確実視されています。