迫るチャットGPTリストラ…「穴場資格」4選&キャリアアップ・副業に効く超簡単資格10…870資格保持者が完全解説

chatGPTやAIツールの登場・進化によって労働市場は大きく変わりそうだ。すでに大手コンサル会社では翻訳者をAI翻訳ツールに置き換えたという。そうした中でビジネスパーソンのリスキリングの必要性が叫ばれるようになった。そのリスクリングについて多くの人が思い浮かべるのは各種資格の取得だ。だが、世の中にある資格は数限りないし、多忙な毎日に、どんな資格を取得すればいいのか分からない人も少なくないだろう。プレミアム特集「人生大逆転の学び直し大全」第5回では、これまでなんと870以上の資格を取得してきた “資格マスター” 鈴木秀明さんに、おすすめの “おトク資格” を挙げてもらった。
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例え失敗したとしても、資格取得へのチャレンジには大きな意味がある
そもそも私が資格を取得するようになったのは大学時代、所属していたサークル(大学生協の学生委員会)で発行していた広報誌がきっかけです。生協書籍部の宣伝を目的としてさまざまな資格の紹介をするコラムコーナーを担当することになって、ただ紹介しても面白くないので、実際にさまざまな資格にチャレンジして、「受かった!」と喜んだり「落ちたぁ~」と悲しんだり、という受験体験記的な連載企画をやってみたんです。
これが非常に好評で、そのうちに資格取得そのものが楽しくなって、今に至っている、という感じです。最近だと「米国公認会計士(USCPA)」などの資格を取得して、資格の数は全部で870以上になっていますが、今でも基本的には学生時代と同じノリで、イベント・ゲーム感覚で楽しみながら資格を取得しています。
もちろん試験に落ちることも普通にあります。でも勉強すればした分だけ、学んだ知識は確実に自分の糧になっているし、プラスにはなってもマイナスはない。だからまず、皆さんに伝えたいことは「試験に落ちるのは格好悪いことではない」ということです。むしろ「間違えた、悔しい」という経験ほど、その後の成長につながりますし、失敗を経験してこそ磨かれることもある。ところが、どうしても日本人は、試験に落ちるということに必要以上にネガティブな感情を抱いてしまいがちです。