炎上系東大卒のアイドル「頭のいい人・悪い人を分ける2つの要素」…学歴社会の弊害を味わった私だから振るう「学歴の暴力」

日本は「学歴社会」であると言われることが多い。社会に出れば、大学を出たかが仕事の成果を左右するケースはほとんどない。活躍している人は、ほぼ100%本人の努力と実力によるものだ。
では、学歴は不要なのか。みんな内心ではそんなことは思っていない。むしろ少しでもいい学歴が欲しいと思っているはずだ。中には、ある種「ブランド」のようなものに未だに苛まれている社会人も紛れているだろう。
実際、学歴があることでどのようなメリット、またはデメリットがあるのか。IT系の企画職に就く傍ら、週末は“超高学歴アイドル”「学歴の暴力」で活動するなつぴさん(東大工学部卒)に話を聞いた。
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学歴があるおかげで“キャラづけ”される
――日本では、何かと学歴が話のネタにされがちだなと思うんですが、なつぴさん自身どう思っていますか?
なつぴ 学歴の話題、大好きですよね。私は前職がテレビ局だったのもあって、学歴ってそんなに重視されなくて、周りでも「東大卒」って片手の数ぐらいしかいなかったんですよ。だからというべきか、難しい話題の取材をしなければいけないときは、「これはお前が行くやつだな」とか言われるとか、込み入った事があったら「お前だったらこれすぐできるだろう」とか、“いじり”も含めて何かと東大卒を話題にされました。
――そういうときってなつぴさん自身どうされるんですか。一旦乗るんですか。
なつぴ 「もうやめてくださいよ〜」みたいな感じで、受け流していました(笑)。それでも、「ありがたいな」って思うところもあって、私自身勉強以外で特に何かができるっていう人間でもなかったので、学歴があるおかげでキャラづけもできましたし、勝手に「できる奴」という先入観をもってもらえて。

初対面で学歴の話はしない
――最近、テレビ局から転職されたんですよね。いまはどんな業種に?