死ぬな安倍晋三! 今の日本にはまだあなたの力が必要なんだ…ひそかに動きだしていた「3度目の登板」

実は動き出していた安倍晋三の総理「3度目の登板」
8日午前11時半ごろ、奈良市で演説していた安倍晋三元総理が倒れた。血を流して倒れていて、銃で撃たれたという情報もあり、警察は銃撃したと見られる男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
選挙戦真っただ中の衝撃的事件は国を揺るがした。「ここは本当に日本なのか」。ニュースで流れている映像が現実のものとは思えなかった読者も多かっただろう。あまりにも偉大すぎる男の突然の出来事を、政府、自民党、国民はどのように受け止めるのだろうか――。
まずは、事件までの、ここ最近の政権の動きを振り返りたい。
発足以降、支持率をじわじわ、じわじわと上げ続けた岸田文雄内閣だが、選挙を前にして各メディアの世論調査では支持率が「急落」していることがわかった。6月25~26日にかけて実施された毎日新聞の特別世論調査では、岸田内閣の支持率は41%。これは5月21日実施の前回の調査からなんと12ポイントも下落しているのだ。元閣僚の自民党議員は「完全に風向きが変わりました」と述べる。
「無策無敵」と自民党内でさんざ嫌味を言われ続けた岸田総理。何もしないからこそ「失点」もなく、「まぁ、いいんじゃない?」と根拠のない支持を積み上げてきたわけだが、ここにきて急激に様相が変わっている。一体何が起きたのだろうか。
そして、岸田内閣支持率の急落を受け、実はひそかに安倍総理復活にむけて一部が動きだしていたのはご存じだろうか……。