大谷翔平にポッドキャスト・ホストが酷評「得点圏でこんなにひどいのか、理解できない」…水原一平事件はどれだけメンタルに影響したのか

ポッドキャスト番組「インサイドザラビーン」のブレーク・ハリスはX(旧ツイッター)で大谷翔平についてこう酷評した。「どうやったら今季の大谷翔平は得点圏でこんなにひどいのか、理解できない」。
4月26日のブルージェイズ戦では7本目の本塁打を放ったドジャース大谷翔平選手だが、得点圏打率は4月30日時点で・194と低迷している。今シーズンの始まりは元通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑もあり、それも影響しているのだろうか。あらためてこの騒動が大谷選手にどんな影響を与えたのか、ライターの小林英介氏が振り返るーー。
目次
日本中を驚愕させた水原一平
衝撃の発表だった。「名コンビ」とも呼ばれた、米大リーグ・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を努めていた水原一平通訳が、契約を解除された。その背景にあったのは、なんとギャンブルだった。
「もうすべて終わりだ」…水原が大谷を欺いた
「僕は彼から盗んだんだ。すべて終わりだ」
今年3月20日に騒動の第一報が伝えられたとき、水原は違法賭博の胴元に対してこう伝えた。水原が大谷から詐取したとしている金額は1600万ドル(約24億5000万円)前後。これほどの大金をギャンブルに費やしてしまうのかと、筆者は大変驚いた。
口座開設の際に大谷を手伝った水原
米マスコミの報道などによると、事件の捜査を続けている米国土安全保障省などが、水原が大谷の口座からの記録を消せるように設定できるようになっていたとの確証を得たと報道。捜査当局は4月11日、水原を銀行詐欺容疑で訴追したと発表している。