「ビズリーチ!」のビジョナル、IPO後も成長続き最終利益100億円を突破予想…しかし株価の低迷は続く。カギは新規事業

本稿で紹介している個別銘柄:ビジョナル(4194)
「ビズリーチ!」のテレビCMが有名なビジョナルは、今や国内を代表するグロース銘柄だ。2021年4月のIPO後も成長が続く反面、株価はグロース市場全体と同様に低迷している。ビジョナルは今後も成長が続き、いずれ株価は上昇を始めるのだろうか?同社の決算を振り返る。みんかぶマガジン特集「決算書1000本ノック」最終回。
目次
ビジョナルは2023年12月にプライム市場に移行
転職サービスを展開するビジョナル<4194>は、ヘッドハンター向けなどの人材採用サービスの展開で急成長し、2021年4月にIPOを果たしました。
近年は多くの企業がIPO後に成長鈍化を迎える中で、同社はIPO後も成長が続いており、今や日本を代表するグロース株となりました。東証グロース市場の低迷が続く中、グロース市場の時価総額首位となっていた同社は昨年12月にプライム市場に移り現在に至っています。東証プライム市場に移った後、同社の業績はどのようになっているのでしょうか?
上場市場変更後も成長は継続中
ビジョナルの業績推移は以下となっています(日本基準)。