トランプリスクが軽微な「聖域」がここに…市場で注目される「インパクト投資」関連銘柄3選を大公開

本稿で紹介している個別銘柄:住友林業(1911)、富士電機(6504)、メタウォーター(9551)、いちごグリーンインフラ投資法人(9282)、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)、ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)、東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)、エネクス・インフラ投資法人(9286)
投資を通じ社会的・環境的な課題の解決を目指す「インパクト投資」は、株式市場で一定のテーマとして認知されつつある。トランプ政権発足の影響が懸念されるが、脱炭素やSDGsなどに比べ限定的となるだろう。2025年も注目が予想されるインパクト投資について、国内での関連銘柄などを紹介する。みんかぶプレミアム特集「ブレイク予測!最強銘柄」第11回は「インパクト投資銘柄」ーー。
目次
トランプ政権でもインパクト潮流は変わらず
インパクト投資とは、社会的・環境的な課題の解決を目指しながら、同時に経済的なリターンも追求する投資手法を指します。「インパクト」とは社会や環境の変化や効果を意味します。環境問題や社会問題の解決は、寄付や慈善活動のイメージもありますが、寄付や慈善活動ではできることや期間に限界があります。投資により課題が解決され・投資家は経済的なリターンが得られることで、継続的な課題解決につながると期待されています。
2025年1月の米トランプ政権発足で、脱炭素やSDGsなどの活動は後退せざるを得ないでしょう。しかしインパクト投資は経済的なリターンを追求する側面もあり、トランプ政権発足の影響は限定的と見込まれます。様々な社会課題や環境課題は依然として存在しており、インパクト投資の潮流は2025年も続くのではないでしょうか。
投資業界ではインパクト投資は認知されつつある
インパクト投資については、すでに多数の投資信託が存在しています。資産規模の大きいインパクト投資型の投資信託は以下となります。